テニス《全仏オープン》の裏で行なわれているゴルフの《全米女子オープン》。サスペンデッドとなったが、第2日の途中で(日本ツアー5勝で初出場の比嘉真美子(25・TOYO TIRE)が4バーディー、4ボギーの71で回って通算6アンダーの136とし、暫定で首位を維持した。雨天による2時間近くに及んだ中断後、比嘉は最終6ホールで3つのバーディーをマークし、イーブンパー71で1打差のリードを守った。68で回ったジェシカ・コルダ(米国)が1打差、アマチュアのジーナ・キム(米国)がさらに1打差で続いた。70で回った勝みなみは通算イーブンパー、新垣比菜と鈴木愛は1オーバー、成田美寿々と岡山絵里が2オーバーで、60位までの決勝ラウンド進出が確実となった。しかし横峯さくらは通算5オーバー、76と崩れた畑岡奈紗は上原彩子と並び6オーバーで予選通過は絶望的となった。頑張れ日本勢!
一方、トップ選手が留守中の女子ゴルフの《リゾートトラストレディス》はまた若手が活躍。第2ラウンドを終え、8バーディー、1ボギーの65をマークした19歳のアマチュア、古江彩佳が通算10アンダーで単独首位に立った。最終日は初の最終組から史上7人目のアマチュア優勝を挑む。今春、兵庫・滝川二高を卒業した古江は4連続を含む6バーディーを奪った前半のアウトで30をマーク。アマチュアではツアー史上4人目の「ハーフ30以下」をマークした前週の《中京テレビ・ブリヂストンレディス》最終日に並ぶビッグスコアで一気にトップに立った。首位から出たプロ2年目の原英莉花(20・日本通運)は70とスコアを伸ばしたが、2打差の3位に後退。68をマークした河本結(20・フリー)が1打差の2位。69で回った渋野日向子(20・RSK山陽放送)が原と並んで3位につけている。頑張れ若手!
遂にヤクルトがリーグ記録に並んだ。今日のDeNA戦で0-7の完封負けでこの日も勝てず、1970年8月以来、49年ぶりに球団ワーストタイの16連敗を記録した。プロ初先発のドラフト1位・清水昇投手(22・国学院大)に連敗阻止を託したが、二回に5点を奪われるなど、4回9安打5失点とホロ苦デビュー。打線も上茶谷の前に4安打で完封負け。投打まったくかみ合わなかった。交流戦まで残り残一戦。果たして・・・。
今日の競馬を振り返る。阪神11Rで行われた【第72回鳴尾記念】は、D・レーン騎乗の1番人気メールドグラース(牡4歳・清水久詞厩舎)が中団待機から直線豪快に伸びて快勝、4連勝を飾るとともに重賞連勝を果たした。タイムは1分59秒6。1馬身半差の2着にはブラックスピネル(5番人気)、さらにアタマ差遅れた3着にステイフーリッシュ(4番人気)が入った。
勝ったメールドグラースだが、着差以上の快勝。展開もきつかったがそれで勝利するのだからこのメンバーでは力は上だった。ただ一線級となると・・・。2着ブラックスピネルは三浦の好騎乗。最後は3着馬が勢い良く迫ってきたが、良く粘った。3着ステイフーリッシュはやはりジリ脚。2着になりそうな勢いはあったが・・・。4着ギベオンはスタートのアクシデントがすべて。
メールドグラースは、父ルーラーシップ、母グレイシアブルー(母父SS)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は16戦6勝。重賞は前走【新潟大賞典】に次いで2勝目。【鳴尾記念】は、清水久詞調教師は2013年トウケイヘイローに次いで2勝目。ダミアン・レーンは初優勝。
明日の予想。まずは【安田記念】。初志貫徹する。14番アーモンドアイが【凱旋門賞】をやめ、【安田記念】を走ると聞いたとき、実際負けるのでは・・・と思った。要因は強敵の出走で、ひとつは香港馬。そしてもうひとつが15番ダノンプレミアムの出走だ。速い時計に心配はあるがここ2走は強い。一方、アーモンドアイの前走【ドバイターフ】は正直相手が弱った。ここはその時の初志を信じる。相手は5,6,8,9,13,14番。東京12Rは穴狙い。15番イベリアで勝負する。格上げの前走はチークを外したのが裏目となった。まだこのクラス通じないと決まったわけでなく人気落ちの今回が狙い目。相手は1,4,9,11,12,14,16番。阪神12R5番ミユキバックス。前走が強い競馬,昇級戦でも十分勝負になる。相手は6,8,12,14,15,16番。阪神10R【加古川特別】は5番クイックファイア。勝つときは楽勝の馬でもっと上に行ける馬。圧勝した時の鞍上で自分のレースをすれば・・・。相手は4,9,10,11,13,16番。
今日の海馬は【安田記念】負けの保険にもならずマイナス。一口の次緒ラマも惨敗した。ただ明日は東京7Rに一口15番ダイアキャストが出走する。ここで勝つと愉しみが増える!