【ヨコハマタイヤ・プロギア・レディース】は3位から出た24歳の鈴木愛が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算9アンダーの207で逆転優勝を果たした。昨年6月以来の通算10勝目で賞金1440万円を獲得。4打差の2位は葭葉ルミ、さらに1打差の3位に岡山絵里、福田真未、イ・ミニョン(韓国)の3人。前日首位の大城さつきは、渋野日向子、勝みなみらとともに6位、大山志保は12位、前週優勝の比嘉真美子は39位だった。先週予選落ちだった女王の復活。昨年は後半怪我に泣いたが、今年は是非賞金女王は勿論、海外でも頑張ってほしい!
米大リーグ、マリナーズは今日、東京ドームで巨人とプレシーズンゲームを行い、イチローが9番・右翼で先発出場し、3打数無安打で六回の守備からベンチに退いた。中飛、二ゴロ、遊ゴロでオープン戦から21打席連続無安打となった。チームは6-4で勝った。坂本勇のソロなどで1-3とされた七回にハニガーとブルースの2ラン2本で逆転した。原監督は「イチローは体形が変わらず、あの年齢でも守備力、走力も衰えてないというところにすごさを感じた」とイチローを評価したが、僕はやはり全体的に衰えたと感じた。そうあっては欲しくはないが、この日本での開幕シリーズがイチローの花道になるような気がする。どうか僕の予想を覆して欲しい!
今日の競馬を振り返る。中山11Rで行われた【第68回フジテレビ賞スプリングS】は、石川裕紀人騎乗の10番人気エメラルファイト(牡・相沢郁厩舎)が中団待機からゴール前の混戦を制して重賞初制覇を飾った。タイムは1分47秒8。アタマ差の2着には1番人気のファンタジスト、さらにクビ差遅れた3着にディキシーナイト(7番人気)が続き、この上位3頭が【皐月賞】の優先出走権を獲得した。
勝ったエメラルファイトは【札幌2歳S】でも出遅れながら好走していたので、このくらい走っても不思議ではなかったが、今日の勝因は好スタート。あの走りなら突き抜けても良かったが、伸びないところを見ると坂が応えたのかも・・・。でも混戦になれば面白い存在。2着ファンタジストは距離の心配があったが問題はなかった。もう少し馬体が絞れたら勝っていたかも・・・。間違いなく力はある。3着ディキシーナイトは先に抜け出した分目標にされた。よく頑張ってはいる。
エメラルファイトは、父クロフネ、母セトウチソーラー(母父スペシャルウィーク)という血統。北海道浦河町・金成吉田牧場の生産馬で、馬主は高橋勉氏。通算成績は6戦3勝。重賞は初制覇。【スプリングS】は、相沢郁調教師は2005年ダンスインザモアに次いで2勝目。石川は初優勝となった。
阪神11Rで行われた【第67回阪神大賞典】は、戸崎圭太騎乗の1番人気シャケトラ(牡6歳・角居勝彦厩舎)が後方追走から押し上げ直線入り口で先頭、抜群の手応えで直線弾けて後続を突き放した。タイムは3分6秒5。シャケトラは1年1カ月のブランク明けで頭差しのいだ【AJCC】からGII連勝。前走は7番人気でのVだったが、今回は堂々1番人気に応えて、【天皇賞・春】の優先出走権を獲得した。5馬身差の2着に好位から伸びたカフジプリンス(6番人気)、さらに2馬身半差遅れた3着にはサイモンラムセスとの激しいハナ争いを2周目3コーナーまで繰り広げて逃げ粘ったロードヴァンドール(10番人気)。
勝ったシャケトラはただただ強かった。折り合いもついて、直線でも余裕十分。距離は大丈夫で、本番も楽しみだ。2着カフジプリンスも長丁場のレースは合っている。長期休み明けから復活して長丁場ならいずれ大きいところを狙えるかも・・・。ただ今のところは勝ち馬がいて・・・。3着ロードヴァンドールもやっと良くなってきた。これだけ粘れればこれからが楽しみだ。僕本命のヴォージュは8着。逃げないとこの馬らしさがない。
シャケトラは、父マンハッタンカフェ、母サマーハ(母父シングスピール)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は金子真人ホールディングス(株)。通算成績は13戦6勝。重賞は2017年【日経賞】、2019年【AJCC】に次いで3勝目。【阪神大賞典】は、角居勝彦調教師、戸崎圭太ともに初優勝となった。
来週の【高松宮記念】からGⅠが始まる。今週の競馬は負けたが、気分を取り直して頑張る!