人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

平昌閉幕!設楽快挙!競馬がっかり!

2018-02-25 18:11:21 | Weblog

【平昌五輪】閉幕! 昨日も書いたが日本選手団良く頑張ったよね。昨夜も高木菜那のマススタートの金、カーリングの女子の銅も感動しました。そして入賞には届かなかった最終競技【クロスカントリー女子30キロクラシカル】の石田正子にも感服。37歳にして日本の第一人者としての出場は立派だ。
 日本のメダル獲得は、金メダル4,銀メダル5,銅メダル4の合計13個。これは冬季五輪史上最多。入賞者数も43で過去最多となった。特に目立ったのはスケート勢の活躍。【ソチ五輪】ではフィギュアスケート男子の羽生結弦(23・ANA)の金メダル1個にとどまったが、今大会では羽生の連覇を含む金メダル4、銀メダル3、銅メダル2と大躍進した。逆にスキー競技はソチの7個から4個と大きく数を減らす結果となったとはいうものの、このチームジャパンの勢いは東京、北京に繋がるのだろう。皆さんどうもお疲れ様でした。そして感動有難うございました。
 今日とんでもない記録が達成された。2020年【東京五輪】代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」出場権が懸かる【東京マラソン2018】設楽悠太(26・ホンダ)が2時間6分11秒で2位に入り、16年ぶりに日本記録を更新した。従来の日本記録は高岡寿成の2時間6分16秒(2002年10月シカゴマラソン)だった。尚優勝はディクソン・チュンバ(31・ケニア)が2時間5分30秒。これで設楽は報奨金1億円を獲得することになった。このレース、設楽だけでなく井上大仁(25・MHPS)も2時間6分54秒の好記録を出した。まぁ時計が出やすいコースになったのは確かだが、記録が出たのは事実。これが本当に強いニッポンに繋がってくれることを望みたい。
 今日の競馬を振り返る。中山11Rで行われた【第92回中山記念】は、松岡正海騎乗の2番人気ウインブライト(牡4歳・畠山吉宏厩舎)が、GI馬3頭が出走する中で差し切り勝ち。【大阪杯】の優先出走権を獲得した。タイムは1分47秒6。2着は昨年の【NHKマイルC】優勝馬アエロリット(5番人気)で、3着はマルターズアポジー(6番人気)だった。レースはマルターズアポジー、アエロリットが後続を離す形でレースを引っ張った。3~4コーナーにかけて隊列が一挙に縮まる中、道中4番手につけていたウインブライトがグングンと脚を伸ばして差し切り勝ち。2番手から二枚腰を見せたアエロリットがクビ差の2着で、内ラチ沿いで粘っていたマルターズアポジーがさらにアタマ差の3着に入った。出遅れて最後方を追走した昨年の【マイルCS】覇者ペルシアンナイト(1番人気)は、外から伸びたものの5着。一昨年の【秋華賞】、昨年の【ドバイターフ】とGIで2勝を挙げているヴィブロスは8着に終わった。
 勝ったウインブライトだが、松岡の騎乗が完璧だった。長くいい脚を使うと特徴を上手く利用し、早い仕掛けが功を奏した。またこの馬、中山は良く走る。ただこの馬、次第に強くなっており、GⅠでも面白そう。2着アエロリットも牝馬ながら良く頑張っている。今日は勝ち馬が強かった。そしてこの馬は左回りの方が良さそう。3着マルターズアポジーは柴田善の好騎乗。今日ぐらいの逃げができれば十分重賞でも通用する。4着サクラアンプルールは人気にはならないが、確実に走る馬。今後この馬はどこかで穴あけそう!5着ペルシアンナイトは出遅れがすべて。最後はいい脚だったが、あの位置では・・・。
 ウインブライトは、父ステイゴールド、母サマーエタニティ(母父アドマイヤコジーン)という血統。北海道新冠町・コスモヴューファームの生産馬で、馬主は(株)ウイン。通算成績は12戦5勝。重賞は2017年【フジテレビ賞スプリングS】、【福島記念】に次いで3勝目。【中山記念】は、畠山吉宏調教師、松岡正海ともに初勝利となった。

また阪神11Rで行われた【第62回阪急杯】は、武豊騎乗の7番人気ダイアナヘイロー(牝5歳・福島信晴厩舎)が3コーナー手前で先頭を奪うと直線はしぶとい粘り腰。内ラチ沿いを伸びて、モズアスコットとレッドファルクスの大外からの猛追を振り切って【高松宮記念】の優先出走権を獲得した。タイムは1分20秒1で、この日は福島信晴調教師の現役ラストデー。花道を重賞Vで飾った。

勝ったダイアナヘイローは武豊の好騎乗。道中はリズムよく、途中から先手を取るいい形だった。でも最後はさすがに一杯だったが、ここで勝ちきるところに競馬の不思議さがある。多分福島信晴師が引退でなかったら、負けていただろう。2着モズアスコットは大外が響いた感じ。直線ではよく伸びていたし、次は楽しみだろう。負けて尚強し。3着レッドファルクスも凄い脚で差して来た。正直ここまでいい脚を使うとは思っていなかった。この馬も一度叩かれ次は面白いだろう。僕本命の5着ペイシャフェリシタはやはり1200mの方が良さそう。
 ダイアナヘイローは、父キングヘイロー、母ヤマカツセイレーン(母父グラスワンダーという血統。北海道浦河町・大西ファームの生産馬で、馬主は(株)駒秀。通算成績は19戦7勝。重賞は2017年【北九州記念】に次いで2勝目。【阪急杯】は、福島信晴調教師は初優勝、武豊は1989年ホリノライデンに次いで2勝目となった。

【平昌五輪】での選手たちの活躍も凄かったが、その影で指導力を発揮したのが外国人コーチ。特にスピードスケートのナショナルチーム(NT)の中長距離を率いるヨハン・デビット・コーチ(38)の手腕は凄かった。そして今回の結果を受けて日本スケート連盟と契約を更新することで大筋合意したらしい。デビット氏は14年ソチ五輪後、日本電産サンキョーの高木菜那らを1季指導。15~16年シーズンからNTに招かれ、高木美帆らを鍛えた。22年北京五輪を見据えるが、当初の契約期間は2年の見込み。同氏も続投を希望したという。日本連盟はデビット氏を短距離も含めた総監督の位置づけとする方向で調整しているという。またNTの下部に育成のための「ディベロプメントチーム」もつくる方針だという。ところでカーリングのジェームス・リンド・コーチは一体どうするのだろう。まだまだ日本には必要と思うのだが・・・。

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
コメント
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