昨日期待した日本勢は・・・。ゴルフ欧州ツアーの【メイバンク選手権】最終ラウンド、前日首位と2打差の5位タイでスタートした石川遼は5バーディ、2ボギーの「69」でホールアウト。一方、同じく5位から出た谷原秀人も4バーディ、1ボギーの「69」。残念ながらと両選手はトップには届かず、通算16アンダー5位タイで終えた。優勝はシャブハンカー・シャーマ(インド)。最終日にノーボギーの「62」をマークし、通算21アンダーまでスコアを伸ばして今季2勝目を挙げた。2打差の2位にジョージ・カンピーヨ(スペイン)、3打差の3位タイにライアン・フォックス(ニュージーランド)とパブロ・ララサバル(スペイン)が続き、片岡大育は3つスコアを伸ばして通算12アンダー23位タイ、宮里優作は通算11アンダー27位タイ。池田勇太は通算9アンダー39位タイに終わった。松山ひとり注目される日本男子ゴルフ陣。こんな時、欧州ツアーで勝利挙げるとまた違った目で見られるのに・・・。ここ一番の弱さがやっぱり松山と違うところなのだろう。遼、谷原、優作、片岡、勇太とにかく頑張れ!
2020年【東京五輪】マラソン代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権がかかる【別府大分毎日マラソン大会】は園田隼(28・黒崎播磨)が2時間9分34秒で日本勢最高順位の2位に入り、MGC出場権を獲得した。優勝はデスモンド・モクゴブ(29・南アフリカ)で2時間9分31。他の日本人は3位に大塚祥平(23・九電工)が入ったがMGC獲得にはならなかった。
今日の競馬を振り返る。東京11Rで行われた【第68回東京新聞杯】は、武豊騎乗の3番人気リスグラシュー(牝4歳・矢作芳人厩舎)が中団外め追走から直線に向くと横一線の混戦から鋭く抜け出し、重賞2勝目を飾った。タイムは1分34秒1。内めを追走してきたサトノアレス(5番人気)がメンバー最速の上がり(推定33秒3)を駆使して1馬身差の2着。さらにクビ差の3着にダイワキャグニー(2番人気)が入った。昨年に続き、1~3着は4歳馬が独占した。1番人気のグレーターロンドンは予想外の先行策をとったが、直線伸びず9着に、僕が本命に推した直線伸びず12着敗れた。
勝ったリスグラシューだが、強い勝利だった。このメンバーで斤量も55㌔で勝てたことは立派の一言。距離もマイルが良さそうだし、【ヴィクトリアマイル】の有力候補となった。2着サトノアレスはインから上手く抜けてきた。この馬もマイルが良さそうで、まだ成長が期待できる。3着ダイワギャクニーは府中が合っているのだろう。GⅠは荷が重いがGⅢあたりなら十分通用する。9着グレーターロンドンは作戦ミス。この馬は後ろの方からの方が良さそう。12着アドマイヤリードは反応が悪かった。久々の影響があったのだろう。
リスグラシューは、父ハーツクライ、母リリサイド(母父アメリカンポスト)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は11戦3勝。重賞は2016年【アルテミスS】に次いで2勝目。【東京新聞杯】は、矢作芳人調教師は初勝利。武豊は1993年キョウワホウセキ、2005年ハットトリック、07年スズカフェニックスに次いで4勝目となった。
一方、京都11Rで行われた【第58回きさらぎ賞】は古川吉洋騎乗の4番人気サトノフェイバー(牡3・南井克巳厩舎)が新馬戦に続いて逃げ切り、重賞初制覇を果たした。タイムは1分48秒8。2着はグローリーヴェイズ(2番人気)、3着はラセット(5番人気)だった。レースはサトノフェイバーはハナを奪うと、直線でも脚いろは衰えず、トップでゴールを駆け抜けた。中団から早めにまくって4コーナーで2番手につけていたグローリーヴェイズが猛追したが、ハナ差及ばず2着。7番手から伸びてきたラセットが、さらに2馬身1/2差の3着に入った。1番人気だったダノンマジェスティは、4コーナーで膨れてしまい、直線でも伸びを欠いて9着に敗れた。
勝ったサトノフェイバーだが、古川の好騎乗。行く馬がいないとなったらハナを切ったのは作戦勝ち。ただそれで逃げ切るのだから力もある。2着グローリーヴェイズもデムーロが上手く乗っていたが一歩届かなかった。今年の京都の外回りはディープ産駒が苦戦中。そんな中、2着は力がある証拠だろう。3着ラセットもよく走っている。未勝利を勝ち上がって、距離延長にも対応した。力はつけている。
サトノフェイバーは、父ゼンノロブロイ、母ヴィヴァシャスヴィヴィアン(母父ディストーティドヒューマー)という血統。北海道新ひだか町・フジワラファームの生産馬で、馬主は(株)サトミホースカンパニー。通算成績は2戦2勝。重賞初勝利。【きさらぎ賞】は、南井克巳調教師は2013年タマモベストプレイに次いで2勝目。古川は初勝利。なお、南井調教師は騎手時代の1991年、シンホリスキーで勝っている。
この【きさらぎ賞】よりも衝撃だったのは東京9R【ゆりかもめ賞】。池添謙一騎乗の2番人気ブラストワンピース(牡3・大竹正博厩舎)が後方待機から直線で一気に先頭に立つと、力強く後続を突き放してデビューから連勝を飾った。タイムは2分27秒6。2着には4馬身差の圧勝。今後の走りに注目だ。ちなみブラストワンピースは、父ハービンジャー、母ツルマルワンピース(母父キンカメ)という血統。
今日の競馬も惨敗。今年になっても調子は今イチ。先週、今週とゴルフがなく競馬に集中したが、逆効果となった。来週はゴルフ予定。ツキが変わるかな!?