人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

阪神JFは的中したが・・・

2017-12-10 18:46:19 | Weblog

 ボクシングの【IBF世界スーパーフェザー級王座決定12回戦】は、米ネバダ州ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターで行われ、世界初挑戦の同級4位・尾川堅一(29・帝拳)が同級5位テビン・ファーマー(27・米国)に2-1で判定勝ちし、新王者となった。スーパーフェザー級の日本人世界王者は史上9人目、海外での世界王座奪取は史上10人目、11例目、ただ米国での日本人の世界王座奪取は元WBA世界スーパーウエルター級王者・三原正(三迫)以来、36年ぶりの快挙となった。尾川は24戦23勝(17KO)1敗。天晴れ!

今日、兵庫県警宝塚署は、自動車運転処罰法違反(過失致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、プロゴルファーの中村通容疑者(67)を逮捕した。逮捕容疑は県道で乗用車を運転中、男子大学生(25)の自転車と接触して軽いけがを負わせたが、そのまま逃げた疑い。ただ容疑を認めているという。中村通容疑者だが、プロとして活躍しているときはよく応援していた。地味な選手であったが強い選手であった。1968年に17歳でプロテストに合格。山本善隆、宮本康弘、吉川一雄とともに「関西四天王」として活躍した。22歳で【沖縄TVカップ】にてプロ初優勝を果たし、ツアー通算20勝、79年には賞金ランキング2位にもなっている。シニアツアーでも3勝しており、1973年以降の生涯獲得賞金はなんと755,580,792円。まさしく日本のゴルフ界を築いたひとりだ。残念!

 今日の競馬を振り返る。阪神11Rで行われた【第69回阪神JF】。勝ったのは石橋脩騎乗の2番人気ラッキーライラック(栗東・松永幹夫厩舎)。堂々と差し切って、デビューから無傷の3連勝で2歳女王に輝いた。オルフェーヴル産駒として初のGI制覇。タイムは1分34秒3。2着はリリーノーブル(3番人気)、3着には僕が本命に推したマウレア(4番人気)が入った。もう1頭のオルフェーヴル産駒ロックディスタウン(1番人気)は9着に終わった。レースはラスエモーショネスが引っ張り、コーディエライト、ラテュロス、ロックディスタウンなどが続く展開。リリーノーブルは6~7番手につけ、ラッキーライラックは8~9番手を追走した。4コーナーで外の3番手につけたロックディスタウンは直線に向くと先頭に立つ勢いだったが、失速。代わって、リリーノーブルが抜け出したが、その外からラッキーライラックが末脚を伸ばし、3/4馬身差で差し切った。道中はラッキーライラックとほぼ同じ位置取りだったマウレアが、さらに1/2馬身差の3着。
 勝ったラッキーライラックはオルフェーヴル産駒にしては落ち着いていた。レースぶりもよく賢い馬。今後も牝馬戦線はこの馬中心に回っていくだろう。2着リリーノーブルはレースが上手い。ただ今日のところは勝ち馬が強かった。しょうがない。3着マウレアはもうすこしスムーズなら際どかった。狭いところには入って行ける馬で、今後の成長が楽しみ。4着トーセンブレスはこれくらい走っても不思議ではない馬だが、もうすこし前で競馬できたら・・・。5着モルトアレグロはイレこみが強かった。それでこれだけ走るのだから面白い。距離短縮で・・・。
 ラッキーライラックは、父オルフェーヴル、母ライラックスアンドレース(母父フラワーアリー)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は3戦3勝。重賞は2017年【アルテミスS】に次いで2勝目。【阪神JF】は松永幹夫調教師、石橋脩ともに初勝利となった。
 一方、中山11Rで行われた【第10回カペラS】は、津村明秀騎乗の4番人気ディオスコリダー(牡3歳・高橋義忠厩舎)が中団追走から直線力強く伸び、さらに外から迫る古豪スノードラゴンの追撃を振り切って重賞初制覇。タイムは1分11秒0。2着のスノードラゴン(8番人気)との着差は半馬身差、さらに1馬身1/4差遅れた3着に中団から脚を伸ばした公営浦和所属のブルドッグボス(2番人気)が入った。

勝ったディオスコリダーだが、津村の好騎乗も光った。大外枠からいい位置取りを取り、強気に乗り切った。まだまだ強くなる。2着スノードラゴンには正直驚いた。58㌔背負っての好走は天晴れ! 3着ブルドッグボスは元々力のある馬。このくらい走って不思議ではない。僕本命の5着ニットウスバルはやはり木幡巧に荷が重かったか。もうすこし前で競馬ができれば・・・。
 ディオスコリダーは、父カネヒキリ、母エリモトゥデイ(母父ワイルドラッシュ)という血統。北海道新ひだか町・前谷武志氏の生産馬で、馬主は野嶋祥二氏。通算成績は11戦5勝(うち海外2戦0勝)。重賞初制覇。【カペラS】は高橋義忠調教師、津村明秀ともに初優勝となった。

 香港国際競争も簡単に振り駆る。まずは【第24回香港ヴァーズ】。勝ったのはR.ムーア騎乗の1番人気ハイランドリール(牡5歳、アイルランド・A.オブライエン厩舎)。2番手追走から直線入り口で先頭に立ち、3番手からノシ上げてきたタリスマニック(3番人気、フランス)を突き放して優勝。タイムは2分26秒23。2着のタリスマニック(フランス)との着差は1馬身3/4、勝ち馬から2馬身半差遅れた3着には中団から伸びたJ.モレイラ騎乗のトーセンバジル(4番人気、栗東・藤原英昭厩舎)が入った。今年の菊花賞馬キセキ(2番人気・角居勝彦厩舎)は後方からレースを進めたが、伸びを欠き9着に敗れた。ハイランドリールは通算成績27戦10勝。【香港ヴァーズ】は3年連続の出走で、一昨年続く2勝目(昨年はサトノクラウンの2着)。GIは通算7勝で、ここが引退レースの予定だ。
【第19回香港スプリント】はN.ローウィラー騎乗の1番人気ミスタースタニング(セン5歳、香港・J.サイズ厩舎)が3番手追走から直線抜け出しGI初制覇。タイムは1分8秒40。クビ差の2着には中団から脚を伸ばしたディービーピン(7番人気、香港)でJ.サイズ厩舎のワンツー決着。勝ち馬から1馬身3/4差遅れた3着には今秋の【スプリンターズS】で5着だったブリザード(8番人気、香港)が入った。日本から遠征したワンスインナムーン(5番人気、美浦・斎藤誠厩舎)は12着、レッツゴードンキ(3番人気、栗東・梅田智之厩舎)は後方から差を詰めて6着に食い込んだ。ミスタースタニングは通算成績16戦10勝。香港のGⅡ連勝からの3連勝でGIを初優勝した。
【第27回香港マイル】は、K.リョン騎乗の6番人気ビューティージェネレーション(セン5歳、香港・J.ムーア厩舎)が鮮やかな逃げ切り勝ち。タイムは1分33秒72。1馬身差の2着には好位から伸びたウエスタンエクスプレス(13番人気、香港)、2着とは短頭差の3着に後方追走から外めを追い込んだヘレンパラゴン(2番人気、香港)が入った。今年の安田記念馬で、ここがラストランのサトノアラジン(4番人気・池江泰寿厩舎)は、直線は伸びを欠きジリ下がりの11着に敗れた。ビューティージェネレーションは通算成績18戦7勝。GIは初制覇。
【第31回香港カップ】は、Z.パートン騎乗の3番人気タイムワープ(セン4歳、香港・A.クルーズ厩舎)が一度も並びかけられるシーンのない圧巻の逃げ切り勝ち。タイムは22分1秒63。2馬身1/4差の2着には中団から脚を伸ばしたワーザー(1番人気、香港)。日本馬は3頭が出走。最先着の3着はネオリアリズム(2番人気・堀宣行厩舎)。後方から追い込んだステファノス(4番人気・藤原英昭厩舎)が4着。道中はネオリアリズムの外を進んだスマートレイアー(5番人気・大久保龍志厩舎)が5着。タイムワープは通算成績23戦9勝。GIは初制覇(重賞勝ちも初)。

今夏の全国高校野球選手権大会で8強入りした宮城県の仙台育英高は、硬式野球部員らが飲酒や喫煙をした問題を受けて記者会見を開き、佐々木順一朗監督が「申し訳なかった。監督として重大な責任がある」と述べ、辞任を表明した。硬式野球部は来年1月9日まで活動を自粛する。佐々木監督は、多くの野球部員が関与したことに「生徒に責任を負わせるつもりはないが、生徒を信用しすぎていた。管理体制が甘かった」と語った。

 同校の調査の結果、飲酒や喫煙は今年3~11月に計8件あり、生徒15人が関わっていたことが判明。うち野球部員は、引退した3年を含め9人いた。場所は仙台市内の居酒屋や、野球部員が入る寮だったという。硬式野球部はこれまでに夏の全国大会に26回、春の選抜大会に12回出場しているが、佐々木監督辞任でその名声は下がるかもしれない。高校野球は間違いなく、指導者なので・・・。

 

 
 
 
 
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