とりあえず今日の重賞を振り返る。阪神11Rで行われた【第66回チャレンジC】、勝ったのはM・デムーロ騎乗の1番人気フルーキー(牡5歳・角居勝彦厩舎)。インから狭い馬群を割るように抜け出してV。待望の重賞初制覇を果たした。タイムは1分46秒1。前週のサンビスタ(【チャンピオンズC】)に続いて、角居勝彦厩舎&ミルコ・デムーロのコンビがメーン制覇を決めた。レースはスタートからゼロスが先行。バッドボーイは控えて2番手につけ、その外からメイショウナルトが追走した。人気のフルーキーは後方からの競馬。直線半ばからは差し馬が台頭。一瞬は外の馬の伸びが目立ったが、インの狭いところを割ってきたフルーキーがあっという間に突き抜けて先頭へ。2着以下を退けて、1馬身1/2差で待望の重賞初勝利を飾った。2着は2番人気のヒストリカル。【チャンピオンズC】に続いて、デムーロとルメールのワンツーとなった。2着から1/2馬身差の3着には11番人気のシベリアンスパーブが入った。
勝ったフルーキーだが、完全にデムーロの好騎乗と言うか、度胸の良さが光ったレース。1番人気であんな騎乗日本の騎手ではできない。天晴れ! 2着ヒストリカルも力があった。今日のところは勝ち馬に上手く乗られただけ。本格化してきた感じ。3着シベリアンスパーブも昇級戦でこれだけ走れば今後楽しみだ。
フルーキーは、父Redout’s Choice、母サンデースマイルII(母父SS)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、金子真人ホールディングス(株)の所有馬。通算成績は17戦7勝。重賞初勝利。角居勝彦師、ミルコ・デムーロともに【チャレンジC】は初勝利。
今日の競馬は前述の【チャレンジC】は的中したものの、結果は負け。3連複が堅くて堅くて・・・。明日はなんとか今日の分を取り戻したいものだ。まずは阪神メイン【阪神JF】。本命は前走の凡走で人気ガタ落ちの13番ウインファビラス。2走目の時にそのセンスの良さにほれ込み次走【新潟2歳S】では3連複5万馬券ももたらしてくれた馬だ。前走は余裕残しで今回が本番。松岡も久々のGⅠ奪取のチャンスで追いきりから力が入っている。人気薄も松岡の騎乗にはピッタリだろう。相手はルメールが自信持っている2番と本命馬と同じ産駒で唯一のノーザン牧場産の1番。
中山メイン【カペラS】は7番サウンドガガ。11番のシゲルカガと“ガガ”と“カガ”と迷ったが実績で・・・。相手は1200mが嵌りそうな14番キクノストームと12番マルカフリート。7番抜け出したところを12,14番が追い込む。
中京メイン【三河S】は2番サノイチ。前走でこのクラスのメドは立っている。中京も得意だし、丸山も今
日特別戦で連続2着と好調。相手は3枠の2頭。特に6番は中京鬼かもしれない。
この他では中山10R8番、阪神12Rは2番、中京8R12番。