人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

何かが起きる最終レース

2012-01-29 18:43:38 | 競馬回顧

 ダルビッシュ馬券の11番は【根岸S】【京都牝馬S】ともに3着と馬券になった。5番人気、3番人気だから美味しい馬券ではなかったが、まぁ時事馬券としては良しとしよう。
 今日の僕の競馬は、昨日の競馬で勝ったものだから今日は朝から調子に乗って馬券購入。しかし昨日の逆転劇の勢いはなく、【京都牝馬S】は的中したものの、小倉なんて7レースやってかすりもせず、惨敗の雲行き。
 そして迎えた各競馬場の最終レース。まずは【小倉城特別】で今日小倉初的中。ただ3連複1,550円だから、ほとんど元返し。続く京都最終レースでは今日珍しく乗れていた四位騎乗で血統も合う8番スガノメダリストから買って3連複的中。今度は8,580円だったので、少しはマイナスの補填になった。断然人気の豊は「最終のダートで断然人気の豊は疑ってかかる」ことにしているので、狙いをさげて大正解だった。ただまだまだマイナスは大きい。で、東京の最終。どう考えても大荒れはなさそう(穴では11番人気プロヴィデンスが面白そうだが・・・)。馬券は素直に断然1番人気のオメダスカイツリーからにした。そして期待通りオメガスカイツリーが3番人気のパクサを下して勝利した。穴と思っていたプロヴィデンスも頑張って5着に粘った。当然僕は3連複、3連単が的中! したはずだった。なんと3連複は的中したものの、3連単で同じ目を買ったはずなのに3着16番が抜けていたのだ。僕の計算ではこの3連単でプラス収支になったと思っていただけに、そのミスにはガッカリ。まぁこれも競馬だが・・・畜生! これで3日連続で最終レースのおいて何かしら騒ぎが起きている。来週は何が起きるのだろうか。

 では今日の競馬を振りかえる。まずは【第26回根岸S】。勝ったのは藤岡康太騎乗の4番人気シルクフォーチュン(牡6歳・藤沢則雄厩舎)が直線一気の追い込みで、2つ目の重賞タイトルを獲得した。勝ちタイム1分23秒5。1馬身半差の2着には好位からしぶとく伸びたトウショウカズン、さらにハナ差の3着には中団追走から直線鋭い差し脚を見せたテスタマッタが入り、僕が本命に推した1番人気ダノンカモンは直線伸びるもいつもの走りではなく5着に敗れた。勝ったシルクフォーチュンはこの東京1400mダートがピッタリの馬だが、ここまでアッサリとは・・・。嵌ったときの脚はさすがである。ただ【フェブラリーS】は距離が長い。2着のトウショウカズンも1400m~マイルが合っている馬。それでも初重賞であの粘りは立派。今後も目が離せない。テスタマッタも58㌔でこの成績は立派。パンとすればこのくらい走っても不思議ではない馬で、今後も注目は必要だ。ダノンカモンの惨敗は敗因がわからない。まぁ気性に問題のある馬だから、そのあたりが響いたのかもしれない。
 勝った
シルクフォーチュンは父ゴールドアリュール、母シルクエスペランサ、(母父Alwuhush)という血統。通算成績25戦7勝。重賞は’11年の【プロキオンS】(GIII)に続く2勝目。ゴールドアリュール産駒は昨年11月【みやこS】のエスポワールシチー以来JRA重賞通算7勝目となった(6勝はダート)。鞍上の藤岡康太もJRA重賞通算7勝目(昨年の【プロキオンS】以来)、管理する藤沢則雄調教師も昨年の【プロキオンS】以来JRA重賞6勝目となった。尚、藤岡康&藤沢則師ともに同レースは初制覇となった。

一方、【第47回京都牝馬S】は僕が本命に推したC・デムーロ騎乗の2番人気ドナウブルー(牝4歳・石坂正厩舎)が快勝した。勝ちタイムは1分33秒8。連覇がかかっていた1番人気ショウリュウムーンは1馬身1/4差の2着に惜敗。3着は3番人気のアスカトップレディが入った。レースはクィーンズバーンの逃げで淡々と流れ、直線では有力馬が抜け出すという競馬になった。勝ったドナウブルーも少し早いかと思われる抜け出しだったが、52㌔の恵量を背に危なげない競馬だった。昨日も書いたが元々力はある馬だったが、今一歩価値に結びつかなかった馬。前走の1000万条件で1年ぶりの勝利で勝ち癖がついたのかもしれないが、その勝利はM・デムーロの騎乗で、デムーロ兄弟での連勝となった。まだまだ一線級との戦いは厳しいかもしれないが、確実に力をつけているのは確かだ。2着ショウリュウムーンはマイルがベスト。3着のアスカトップレディもマイルの方がいいようだ。両頭とも今後も牝馬限定なら目が離せない。惜しかったのは4着ビッグスマイル。鋭い脚で追い上げてきたが、4角で外に出すのに手間取ってしまった。それがなければ2着はあっただろう。
 勝ったドナウブルーは父ディープインパクト、母ドナブリーニ(母父Bertolini)という血統。通算成績9戦4勝。ディープ産駒はJRA重賞今年3勝目(【京成杯】のベストディール以来)、通算では12勝目となった。鞍上のC・デムーロはJRA重賞初勝利。管理する石坂調教師は今年の【シンザン記念】のジェンティルドンナ以来今年2勝目、通算では28勝目となった。

 本日行われた【
ロンドン五輪】選考レースの【第31回大阪国際女子マラソン】は2度目のマラソンとなった重友梨佐(24・天満屋)が2時間23分23秒で優勝した。日本歴代9位の好タイムで、【ロンドン五輪】出場へ大きく前進した。2位はガメラシュミルコ(28・ウクライナ)で2時間24分46秒。3位には野尻あずさ(29・第一生命)が2時間24分57秒で入った。優勝候補の福士加代子(29・ワコール)は後半失速し2時間37分35秒で9位に終わった。
 それにしても天満屋は次から次とマラソンランナーだ出てくるものだ。重友がもし【ロンドン五輪】出場がきまれば、’00年【シドニー】の山口衛里(7位)、’04年【アテネ】の坂本直子(7位)、’08年【北京】の中村友梨香(13位)に続き4回連続の五輪出場となる。残念ながら五輪でメダル獲得がないため、小出監督ほど知名度がないが、こう考えると武富監督は名将と言っていいだろう。毎年年末に行われる【
全日本実業団対抗女子駅伝】においても外国人選手なしで11年連続入賞を果たしている(優勝1回)のだから・・・。


 


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