少しづつテレビ番組が復活している。たださすがに毒舌を売りにしている有吉の露出はまだ少ない。逆にこの一週間,いちばんテレビに登場した芸能人は間違いなく仁科亜希子親子で、スポーツ関係者はオシム元日本代表監督だ。まぁACのCMのためだが、あの最後に流れる「エイシー」という言葉が煩いと苦情が殺到したと言う。そのため、今では最後の「エイシー」の音声が流れるパターンと流れないパターンがある。何はともあれ、金子みすずさんの詩集と共に仁科亜希子親子の知名度上昇は半端ではないだろう。ただ打ちの会社の若いコは彼女らが松方弘樹の元奥さんと娘とは知らなかった。そして当然、彼女が歌舞伎の10代目岩井半四郎の娘と孫ということも知らない・・・。
それからこの震災の中、思わぬ好感度UPしているのが竜兵さんである。ツイッターでダチョウさんのギャグ「どうぞ、どうぞ!」が食料やガソリンなどの買いだめに対して譲り合いの「象徴的な言葉」として運動に使われているのだそうだ。その運動を名付けて『ウエシマ作戦』。僕は竜兵会ではないが、その近くにいらせてもらっているのでこのニュースはとても誇らしいニュースであった。
今日の重賞を振り返る。阪神で行われた【ファルコンS】。勝ったのは、岩田康誠騎乗の9番人気ヘニーハウンド。中団追走からゴール直前で先頭に立ち、僕が推奨に推した4番人気スギノエンデバーに1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分08秒7。さらにクビ差の3着に2番人気テイエムオオタカが入り、1番人気アフォードは10着に敗れた。勝ったヘニーハウンドだが、ここまでいい走りをするとは思わなかった。センスもいいし、久々にいい外国産馬が出たという感じがした。楽しみな一頭だ。2着のスギノエンデバーがやはり1200mなら確実に走る。四位も好判断で外に出したが、今日のところは勝ち馬が強かった。3着のテイエムオオタカはやはり実力馬。ただこれが今のところ精一杯な感じ。アフォードは道中脚を使ったが、それにしても失速しすぎ。まだ若いのか・・・。
勝ったヘニーハウンド(牡3・矢作厩舎)は父Henny Hughes、母Beautiful Moment(母父Crusader Sword)という血統。Henny Hughes産駒はJRA重賞初勝利。これまでヘニーを含め、アウトストラーダ、サウンドボリケーノ、シゲルシュサの4頭が勝利を挙げている。
鞍上の岩田は同レース初勝利。重賞レースは【弥生賞】のサダムパテックに続く今年2勝目。通算では38勝目。管理する矢作芳人調教師もこのレース初勝利。重賞レースは昨年の【朝日杯FS】のグランプリボスで勝利したのに続く通算11勝目となった。
では明日の予想。阪神メイン【阪神大賞典】。トーセンジョーダンが出走しても本命にしようと思っていた9番キタサンアミーゴを狙う。前走は2番コスモメドウに完敗も阪神に替わればその雪辱を晴らすとみる。東京、京都なら切れる脚がないので、コスモに屈することが多いと思うが、我慢比べの阪神なら・・・。鞍上は少数騎乗のアンカツ。集中力でサブちゃんに勲章を贈る!
小倉メイン【中京記念】は8番ブロードストリート。本当は14番サンライマックスを本命にするつもりだったが、明日の小倉は午後から雨模様。サンライズは重馬場どころか、雨粒さえ嫌がる馬で、ちょっと評価を下げた。一方、ブロードの魅力は同じ中京から小倉に替わった【愛知杯】で2着。小倉の重賞は同じことが繰り返されるイメージがあるし、元々GⅠでも好走があり、あのレッドディザイアを【ローズS】で破っている馬。ここでも十分勝負になる。心配は鞍上(鮫島)だけか・・・。
阪神10R【若葉S】は11番コスモヘイガー。以前書いたことがあるが、今年の3歳馬で12月の小倉2000m芝のレコード勝ち馬(他にはロッカヴェラーノ、デボネア)は強いと思っている。そしてそれらの馬はいまのところ期待通りに走ってくれている。ここもこのメンバーなら好勝負できるだろう。
それから阪神7Rにひょっとしたら【オークス】の大惑星になる馬が出走する。2番ハブルバブル。僕の愛馬新馬戦走って勝った馬だが、めちゃくちゃ強かった。7ハロンは短いがセンスで何とかするだろう。相手も10番ツインテール。
セ・リーグの開幕が3月29日からということになった。たった1カード飛ばしただけである。まぁデーゲームになることはいいが、春休み中に開催したいということか・・・。なんか商売ばかりが見え隠れして、悲しい。パ・リーグと同時にしないのはなぜ?