人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

重賞回顧

2010-03-24 10:25:13 | 競馬回顧
日曜日に書けなかった重賞を簡単に振り返る。 
まずは中山で行われた【スプリングS】。勝ったのは横山典騎乗の2番人気アリゼオ。スタート直後から先頭に立つと、直線に入ってもしぶとく粘り、外から追い上げた10番人気ゲシュタルトに1馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分48秒2(良)。圧倒的1番人気(単勝1.4倍)に支持されたローズキングダムはさらにアタマ差の3着に敗れている。なお、上位3頭には4月18日に行われる【皐月賞】への優先出走権が与えられる。勝ったアリゼオは確かに力を付けているが、今回に関しては完全な作戦勝ちだろう。2着ゲシュタルトは長くいい脚を使える馬である。ただ決め手となるとやや不足気味。よってGⅠになれば少し厳しいだろう。3着に敗れたローズキングダムは消化不良の内容。ただこの厳しい競馬をしたことで本番は変わってきそう。後はもう少し馬体の成長が欲しい。4着サンライズプリンスもいい脚を使っているが、展開に恵まれなかった。しかしこの馬いずれは走ってくるだろう。
 勝ったアリゼオ(牡3・堀厩舎)は父シンボリクリスエス、母スクエアアウェイ(母父フジキセキ)という血統。シンボリクリスエス産駒としては昨年の【エルムS】のマチカネニホンバレ以来通算7勝目。
 鞍上の横山典は今年の【京都記念】に続く6勝目。通算では123勝目となった。またこのレースでは’04年のブラックタイド、’07年のフライングアップルで勝っており、今回が3勝目となった。また管理する堀宣行調教師は今年の【オーシャンS】のキンシャサノキセキに続き11勝目となった。アリゼオは通算成績4戦3勝(重賞1勝)となった。
一方、阪神で行われた【阪神大賞典】は、藤田伸二騎乗の5番人気トウカイトリックが、道中は中団追走から直線馬群を割ると、ゴール前の接戦からクビ差抜け出し優勝した。勝ちタイムは3分07秒3(良)。2着は4番人気ジャミール、さらにハナ差の3着には1番人気メイショウベルーガが入った。勝ったトウカイトリックだが、藤田が完璧な騎乗を魅せた。まさか内をついてくるとは・・・。こんな競馬ができると【天皇賞・春】も楽しみだ。2着ジャミールもよく走っている。勝ち馬と馬体を合わせていればもっと際どかったかもしれないが、2着はその賜物。3着メイショウベルーガは惜しい競馬だった。牡馬相手にこれだけ走れば十分だろう。それに距離ももう少し短い方がよさそう。驚いたのは4着のアサクサキングス。28㌔増でありながらあわやのシーンがあった。次にやったらこの馬が勝つだろう。それぐらいいいレースだった。次が楽しみだ。尚、勝ったトウカイトリックは、今回が5年連続での【阪神大賞典】出走であり、’06年2着、’07年3着、’08年4着、’09年5着に続き5度目の挑戦で見事優勝を飾った。
 その勝ったトウカイトリック(牡8・野中厩舎)は父エルコンドルパサー、母ズーナクア(母父Silver Hawk)という血統。エルコンドルパサー産駒はこのレース初勝利。重賞は昨年の【函館記念】のサクラオリオン以来12勝目。代表にはダート王者・ヴァーミリアンなどがいる。
鞍上の藤田は’94年のムッシュシェクル以来の2勝目。今年の重賞はアクシオンで制した【中山金杯】以来2勝目で通算85勝目となった。管理する野中賢二調教師は’08年3月に開業して重賞21回目の挑戦で重賞初勝利。これまでは’08年【ステイヤーズS】のトウカイエリートの3着が最高であった。

 22日は風邪を圧してゴルフにいったが、散々な結果であった。おまけに帰りは帰宅まで3時間半(行きは1時間半)と運転もクタクタ。休みの度にこれでは、車に乗るのが億劫になる。もうそろそろ高速千円どうにかならない!?
コメント
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