人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

新旧種牡馬

2005-06-17 22:29:57 | Weblog
 今週からいよいよ夏競馬が開幕する。そして同時に2歳馬戦が始まる。ひと足先に始まった地方競馬では、すでに新種牡馬として、札幌競馬でブラックホーク(父Nureyev)産駒が、荒尾競馬でブラックタキシード(父SS)産駒が勝利を挙げている。中央でも函館、福島、阪神の各地でアグネスタキオン(先日出走したボーンキングと同期)産駒のタキオンバッハ(伊藤圭厩舎)、ナムラバンダム(田村厩舎)が出番を待ち、メイショウドトウ産駒のローランレビュー(畠山吉厩舎)、シゲルフドウカブ(田中章厩舎)、アドマイヤボス産駒のアリババシチー(田中章厩舎)、テイエムオペラオー産駒のオアシシシチー(萱野厩舎)がで出走する予定だ。新馬戦を観るにあたっては、このような新種牡馬の現役時を知っているだけに産駒がどれだけ走るかを見極めることが馬券抜きでも楽しい。そんな中、僕が新種牡馬で最も期待している馬がいる。それはステイゴールドだ。ご存知“善戦マン”の同馬は6戦目の勝ちあがりで、初重賞制覇が6歳(旧5歳)時の【目黒記念】、初GⅠ勝ちが7歳時の【香港ヴァース】と決して早熟タイプではなかったが、妹レクレドールは3戦目の勝利だし、妹プリンセスゴールドは新馬勝ちなので新馬戦においても悲観する血統ではないだろう。ただ一方では、SS産駒の新種牡馬は初年度より2年目からの方が活躍する傾向がある(アドマイアヤベガだけ例外)ので、その点は心配である。そのステイゴールド産駒のオルレアンシチー(加賀厩舎)、コスモプラチナ(宮徹厩舎)が明日、ワイルドバニヤン(畠山吉厩舎)が2日目に出走予定。果たして父似か、叔母さん似か、注目したい。
 新種牡馬の次は大種牡馬の話。世界各国で多くの名馬を輩出したLyphardが死亡した。享年36歳の大往生である。同馬の主な産駒にはダンシングブレーヴ(凱旋門賞)、マニラ(ブリターズCターフ)、ツインクルブライド(桜花賞2着)、セイントリファール(中京記念2着)がおり、同馬産駒種牡馬にはメジロラモーヌとシリウスシンボリを輩出したモガミ、キングヘイローとキョウエイマーチを輩出した(前述の)ダンシングブレーヴがいる。そしてこのダンシングブレーヴ産駒からはホワイトマズル、コマンダーインチーフ、キングヘイローが種牡馬として活躍。また母父としてもバブルガムフェロー(父SS)を輩出した。それに今年2冠馬となったディープインパクトの母父AlzaoもLyphard産駒である。
そのLyphardが死んだ事は残念だが、このように父系、母系問わず現在もなお活躍馬を輩出する同馬系。これからも世界サラブレッド血統史にその存在を示し続けることは間違いないだろう。ちなみに、同世代にはHalo(SSの父)、Roberto(BTの父)がおり、36歳というのはなんと武豊と同じ年の生まれである。
では明日の予想。はっきり言って馬場がわからないので自信はない。まぁそんな予想なので軽く読み流してほしい。まずは福島11R【さくらんぼ特別】は2番マルブツスピーディ本命。とにかく福島1200芝はバクシンオー産駒。荒れた馬場になっていたら心配だが、4角先頭の前走は強いレースであった。同4R障害では5番ヨシリマーカブル。ティンバーカントリー産駒は福島の障害が合う。落馬明けだが、元々飛越は上手い馬で、鞍上が浜野谷に戻れば狙い撃ちだ。同7Rは1番フサイチギャロップ。人気だが血統もいいし、何といっても開催替わりの福島1800芝は1枠が狙い(馬場が悪くなければだが・・・)。函館11R【TVh杯】は7番フィーユドゥレーヴでなんとかならないか? 函館1200芝にはぴったりのSS×リアルシャダイ。函館は2戦2勝だし、1000万条件なら好勝負になるはず。阪神10R【出石特別】は人気でも8番パレスエース。前走が1年5ヶ月ぶり、プラス38キロでの勝利は「強い」のひと言。心配は2走ボケだが、1ヵ月も日を空ければその心配はないだろう。
新馬戦を推奨にしようかと思ったが、傾向がわからない緒戦はやっぱり「見」ということにした。もし推奨するなら、函館は坂路を51秒台で走った1番チアズガディス、福島は52.4秒で走っている7番マイネルファッシノ、阪神は僕と同じようにステイゴールド産駒に魅力を感じているという「マイネル軍団」岡田総帥がいきなり使ってきた9番コスモプラチナ。推奨にしていないこっちばかりが的中したりして・・・。



コメント (2)
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