風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

最近感じていること

2022-08-16 | 社会
私は自分の仕事を家族に見せることが多い。
家内や母親などだ。
その都度、割に手厳しい感想が述べられたり😅
その仕事を元にしていろいろ話をしたりもする。
書籍や雑誌、webメディア、電子ブックデータもある。
コロナ以前と違い、ほとんど地元に関する仕事だ。
当然市民としては興味もあるからいろいろ話も弾む。

しかし、今週刊金曜日で連載している
「さまざまなわたし-性的指向と性自認のリアル」については
家内からも親からもほとんどリアクションがない。



読んだ後も何も言われることはない。
2人とも身近に性的マイノリティを公表している人がおらず
どう受け止めていいのかわからないのだと思う。
(実際には人口の1割が性的マイノリティを言われているので
 身近などこかには存在していると思うのだが)
特に昭和ヒト桁生まれの母は
ことあるごとに「男だから」「男なら」「男じゃないと」
と、小さい頃から私に言い続けてきた。
ジェンダーに関するこれらの言葉が、もしかしたら私に
この連載で取り上げてきたことに興味を持たせたのかも知れない。

そういう周囲の人たちの反応を見て、多くの人々のこの反応が
社会における性的マイノリティといわれる人たちの生きにくさに
大いに関係しているのではないかと最近感じるようになった。
コトは法律や制度以前に社会の理解や許容度にあるのではないか。
そのこともまた今回の連載の仕事で気づいたこと。
まずはそこだと気づいた時
この仕事の意義がはっきり見えてきた。
仕事は学び。
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終戦の日

2022-08-15 | 世界・平和
もし自分が明日出撃を控えた特攻隊員だと想像してみた。
まだ人生これからという20代前半ながら、明日命の灯が消える。
どんなことを思うだろうか。
まず、自分の体が明日無くなってしまうことを思う気がする。
目も、鼻も、手も、腕も、足も・・・すべてが愛おしい。
生まれてからずーっと自分と共にあった体。
好きな部分も、コンプレックスになっている部分も
すべてが愛おしくて撫でさする気がする。

そして家族や仲の良い友人たち、恩師を想うだろう。
物より人を想うと思う。
それぞれの人たちの笑顔や優しい顔を思い浮かべる。
自分がいなくなった後のみんなの幸せを願う。
いつまでも笑顔をいて欲しいと想う。

最後に、なぜこんなことになってしまったのか考える。
自分が望んで自死を選んだわけじゃない。
自分が望んで殺し合いをしているわけじゃない。
誰が自分の死を望んだのだろうか。
誰が始めた戦争なのか。
そのために死にゆく人たちは誰のために死んでゆくのか。

戦争を始めるのは為政者や軍のトップだ。
理由は大抵「国を守るため」。
そう言いつつ、そのために名も無き一般人たちが死んでゆく。
国というのはあくまで概念だ。
国民がいなければ国なんていう概念は成り立たない。
国民に死を求めるなんてのは本末転倒。
国を守る=国民を守る・・・であるはずだ。

明治維新から昭和20年の終戦まで77年。
その終戦の日から今日で77年になる。
日清・日露戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦と
戦争の時代だった前半とは違い
国として一度も戦火を体験しなかった後半。
それは戦後制定された日本国憲法のおかげだろう。
よく考えてみよう。
これからも戦争を体験することなく過ごすために
何が一番大事なことなのか。

77年前を思いながら、合掌。
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盛岡ツアー

2022-08-14 | 生活の風景

昨日は毎年お盆恒例の盛岡墓参ツアー。
まずは父方祖父母や伯父たちが眠る正傳寺へ。
着いたころ雨がパラパラ降り出し、
同じ寺内の親戚の墓へと移動したあたりから雷も。
正傳寺での墓参終了後、
土砂降りで車に乗るのをしばし躊躇し、
少し小降りになったのを見計らって車へ。
知人のお墓がある久昌寺へと向かったのだが、
その寺は駐車場が狭いので、
近くの八幡宮の駐車場に停めた時には雨がMAX。
15分ほど車の中で雨雲レーダー見ながら待機。
小降りになってきたところで出てみたら・・・
道路が川になっていた😅

傘を差して墓参を終えた途端
なんと雨が上がって青空になった。
なんなんだ😅
日頃の行いかなぁ💦
ともあれ今年も墓参が無事終了した。
やれやれ・・・と
八幡宮内のカフェ茶欧でひと休み。
靴に水が入って帰るまでブカブカしていて
靴下を脱いだらすっかり足がふやけてしまっていた😅
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Fishmans Coffee 周年特別記念限定ブレンド

2022-08-13 | 食べ物・お店


マルカンビル1階で営業中の
自家焙煎コーヒー屋さんでゆっくり1杯。
1周年ということで
特別限定ブレンドを飲んでみた。
ゲイシャウォッシュも特別な豆だけれど
ブレンドされているコスタリカジャガーもまた
アナエロビック製法が希少なものだとか。
その2種のブレンドで1杯900円。

まさかのワイングラスでホットコーヒー。
「香りが立つから」とのこと。
確かに1口飲むごとに甘い香りが鼻をくすぐる。
浅煎りなのでフレッシュな感じ。
酸味がとてもフルーティで、
ワインでも飲んでいるような感じ。
普段は中煎りか深煎りを飲んでいるので
逆にこの味は新鮮だ。
ゆったりリラックスして飲むというより
若い元気をもらえる気がする。
貴重なものを味わった。
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オノマトペル盛岡コンサート

2022-08-12 | 音楽


GWに花巻での2日連続コンサートが好評だったオノマトペルが
今度は盛岡で2日連続コンサートを行う。
しかも会場は岩手銀行赤レンガ館と、すぺいん倶楽部。
ポップスとジャズの融合に物語が絡むコンサートは
宮沢賢治の物語をも取り込んだ独特の世界。
深刻に聴くコンサートではない。
帰りは心もポップになっていること請け合い。

ローラの声はたぶん聴いたことがない人はいない。
CMなどでもお馴染みのコケティッシュな声で歌うメロディは
縦横無尽に空間を飛び回る。
ご都合がつく方は是非ご来場ください。

オノマトペル公式サイト
    ↓
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懐かしい風景

2022-08-11 | 食べ物・お店
先週の「山崎文子のデザイン50年展」観覧後は
文子さんと連れ立ってランチへ。
途中の肴町商店街は毎年恒例の七夕祭りの真っ最中。



我が家の父方のお墓は盛岡にあり
子どもの頃は毎年お盆の墓参りに盛岡へ。
墓参り後は、これも恒例で
当時肴町にあった川徳デパートに立ち寄ったものだった。
両親の休みに合わせた墓参りだったので
ちょっと早めだった年は肴町の七夕に遭遇し眺めて歩いた。
今回はその時以来、約50年ぶりの肴町七夕。
なんか懐かしさがこみ上げてきた。
あの頃は七夕を眺めて歩いた後、川徳でランチして買い物をし、
最後は地下にあった、回転式の飴取り放題で
妹と2人たくさんの飴を仕入れて帰るのが恒例だった。
そんなことまで思い出した。

ランチは肴町商店街隣接の老舗喫茶店車門にて。


昔ながらのハヤシライスは、
蔵を改造した古い設えの店によく似合う。
旨味たっぷりでどこか上品。
最近はおしゃれなカフェが流行だけど
こんな昭和の時代をそのまま残したような喫茶店って
まるでタイムマシンだよね。
一気に自分まで若返ったような気持ちになるから不思議。
お店の方々も温かい。
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8月10日

2022-08-10 | 世界・平和

今年もこの日がやってきた。
昭和20年8月10日、花巻空襲の日。

当時私の父一家は大工町(現双葉町)に住んでいた。
上に4人いた父の兄たちは
みんな亡くなったり、応召していたり、東京に住んでいたり、
花巻の家に住んでいたのは父と祖父母だった。
宮沢賢治さんの家とは庭続き。
賢治さんの御母堂イチさんは私の祖母サキと仲が良かったようで
父が小さかった頃よくお茶を飲みにやってきては
「うちの賢治にも困ったもんだ。家業は継がねし、嫁ももらわね」
とこぼしていたことを覚えていると父が言っていた。

空襲があった当時、宮澤家には高村光太郎が疎開してきていて
旧制高校を目指しての東京での浪人生活を
戦局悪化のために諦めて帰郷し
現桜台小学校のところにあった旧制花巻中学敷地内の
中島飛行機(現スバル)の軍需工場に動員されていたという父も
光太郎さんに恐らくお目にかかっていた。

正午過ぎに始まった空襲は
爆弾と機銃掃射によって市街地と駅前を攻撃。
(他に似内駅停車中の釜石線車両にも攻撃を加えた由)
火を使う昼時だったことで市街地に火災が広がり
花巻のメイン通りだった上町、豊沢町、大工町は焼け野原になった。
たまたま家にいたという父は
賢治さんの弟清六さんを手伝って賢治さんの原稿などを
防空壕から蔵に移す手伝いなどしたと言っていたが
祖父がもらっていたという賢治さん自筆の短冊などは
父の家とともに焼けてしまったという。

花巻駅前では爆弾と機銃掃射。
花巻電鉄職員や駅前のそば屋さん(現いとう屋)でも被害者が出た。
冒頭の写真は花巻駅前に設置されている「やすらぎの像」。
花巻空襲によって犠牲になった人たちの慰霊のために
花巻駅前に立っているのだが
今その前で見上げる人も少なくなった。
それでも知ってる人達が語り継ぐべき日だ。
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ナガサキ忌

2022-08-09 | 世界・平和
核兵器の何が残酷か。
直接的な被害はもちろんこれ以上ないほど悲惨だが
その後救助や支援に行った者まで放射能被曝する。
助けを求めることすらできない兵器は
恐らく核兵器だけだろう。

日本国民としてのみならず人類として
決して記憶から消してはいけない日。
毎年忘れずあの日を思う。
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かき氷

2022-08-08 | 食べ物・お店
イーハトーブ音楽祭終了。
さすがに年齢には勝てずヘトヘトになった😅
北国ではお盆が過ぎるともう秋の気配が漂ってくる。
とはいえ日中はまだまだ暑い日が続く。
そんな時はコレ。
一時の涼を得られるとともに
昔から季節を感じることができる
どこか懐かしさを感じる夏の必須アイテム。




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2日目

2022-08-07 | 音楽


晴れたけど、夕方には風が肌寒いほどの、
ともかく穏やかな天気の中で初日終了。
思いのほかたくさんの来場者があり、
コロナ対策で、ワイワイ騒ぐほどでもなく
いつにも増して和気藹々としたイベントになった。
今日も天気予報は曇り(雨がパラついてきたけど😅)。
予想気温は29度。
爽やかな空気の中で和やかに過ごせそう。
力仕事隊としては暑くないのがとても助かる😅

今日の出番は3度。
楽しみます。
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イーハトーブ音楽祭

2022-08-06 | 音楽

3年ぶりの開催。
いよいよ今日から2日間。

今日はヒロシマ忌。
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山崎文子のデザイン50年展

2022-08-05 | 文化

オープニングにお誘いをいただいたのに
たまたま濃厚接触者になってしまい隔離生活😅
1週間遅れで昨日ようやく行けた。
岩手の大御所デザイナー山崎さんとは
かれこれ30年余りの付き合い。
大学の先輩でもあるし、描く世界も好きで
父の遺稿集の装丁をお願いしたり
今も使っている、独立してからの名刺も。
大学ではイラストを専攻していたというけれど
さすがのキャリアで、ディレクションが素晴らしい。
コンセプトがしっかりしていてアイデアも斬新。
これからグラフィックデザイナーや
アートディレクターを目指す人にはぜひみて欲しい。




場所は国指定重要文化財となっている
旧第九十銀行本店跡の
もりおか啄木・賢治青春館2階。
この建物好きなんだよなー。


会場内は撮影禁止だったのでとりあえずチラシを。
山崎さんのクリエイティブの根底には
スピリッツがある。
開催は10月10日まで。
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軍隊手帳

2022-08-04 | 世界・平和



知人が自宅の蔵(?)から発見したという
日中戦争時の軍隊手帳を借りた。
存在は知識として知ってはいたが、初めて本物を見る。
持ち主は当時はいくつぐらいだったのだろうか。
履歴としてここに記載された当時、
その後の自分の運命は全くわからないわけだ。
(戦後無事に帰還されたとのこと)
その時にはどんな気持ちだったのだろうか。
明日にでも死が自分の身に降りかかるかもしれない中で
他人によって自分の運命が決められてしまう不条理。
戦争のことは自分が生まれる前の歴史の話と思われがちだが、
実際に実物を前にすると、
その時のその人の気持ちがリアルに心に迫ってくる。

銃弾や砲弾が飛び交う中で、
胸ポケットにはこれが入っていた。
最前線で何度も開いた。
そんな光景が目に浮かんでくる。
手に持つだけでその場にいるような気持ちになる。
リアルに見、触れることは
本で知識を得たり、話を聞いて学んだりすることの
何倍も大事なことじゃないだろうかと実感した。
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なわとび

2022-08-03 | スポーツ
東京への出張に行かなくなって2年半。
コロナ前は仕事で月イチぐらいのペースで行っていたから
ずいぶんご無沙汰になってしまった。
東京に行くととにかく歩く。
歩くのは好きだし、1万歩以上歩いても苦にはならなかったが
地元にいるとほとんど車での移動になるから歩かない。
ここんとこ、目に見えて足が弱ったと感じていた。

まずは自転車。
脚の強化というより、風を感じながら
ポタリングそのものが楽しみなんだけど、
それでも10kmぐらい走ると腿の疲れが心地いい。
そして2ヶ月前ぐらいから、
仕事の後夕方帰ってからなわとびを始めた。



始めたばかりの頃は足がもたずに連続50回がやっと。
少し休んでまた20回・・・みたいなペースで
ようやく合計100回ぐらい跳べばもうヘロヘロだった。
徐々に連続跳びが伸びるようになり、
50回から80回、そして今では100回と続くようになった。
はじめは合計100回が、何度か仕切り直しての150回になり、
今ははじめに連続100回、ちょっとストレッチを挟み
連続50回を2セットの合計200回がノルマ。
それも余裕を持てるようになってきた。

雨の日を除いて毎日なので
最近は常にふくらはぎがパンパン、腿も張っている状態だ。
筋肉が硬くなると逆に怪我が怖いのでストレッチも欠かせない。
500gずつ両手にウエイトを持っての朝のテレビ体操も行っているが
脚の運動をしていると安定感が出てきたように感じる。
春先まで5千歩歩くと疲れてしまっていたが
この調子なら今は1万歩も余裕だろう。

特に日中自転車で走り回った週末は
夕方からのなわとびも併せて心地いい脚を風呂でマッサージ。
これが実に快感なんだなぁ。
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スープカレー しっぽ

2022-08-02 | 食べ物・お店

以前からずーっと気になっていた店。
家人は行ったことがあり、
「美味しいけど、量が多くて」と敬遠していたので
行くならひとりで・・・になると考えていた。

チャンスが来た。
この日は日曜日ながら家人は仕事でひとりランチになる。
天気がいいので、久しぶりの自転車にはちょうどいい距離。
おまけに花巻市のPayPay20%ポイント還元が始まり、
QRコード決済ならお得に支払いができる。
この日しかない😁

暑い日だった。
自転車の乗っている間は風が心地よく、快適だったが、
店先に停めるとどっと汗が吹き出してきた。
事前にネットの口コミで確認したら、
人気メニューは売り切れもあるらしく早めに到着。


着いたのは11時半ごろだったが、店内はもう8割方埋まっていた。
1番人気のチキングリルカレーは10食限定なので諦め
2番人気のベーコングリルカレーを注文。



いやー、ビジュアル的にもインパクトあるわぁ😃
ベーコンは表面カリカリながら
スプーンで小分けにできるほど中はジューシー。
カレーに合わせてちょっと硬めのサフランライスもGOOD。
スープカレーは出汁がよく効いていて、素揚げしてある野菜がゴロリ。
これは美味い❗️

とはいえ熱々なので、食べながらの汗がますます💦
しまいにゃテーブルにあごからポタポタ落ちてくる始末😅
店先に並んでいる人もいたから
食べ終えたら汗がひく間も無く暑い外へ。
「暑い時には熱いものを食べる(飲む)」とよく聞くけど
それも程度問題でしょ😅
どんだけドMかと🤣


でも美味しかったし、リピ必至。
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