![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/db/b47af7940727fd0c432f8a92321ed22b.jpg)
別に小説家に転身しようとして買った本じゃない😅
物書きのスキルと物語を作るスキルは別物。
自分には後者の能力はないと感じているから
それはもう大学の頃には諦めていた。
文章講座的なことやライター指導などを仰せつかることもあり
小説家ならその時どんなことを指導するのだろうかと
自分の勉強のために買ってみた本だった。
でもね、なかなか面白い😊
そんな機会はこれまでもこれからもないと思うけど
もしも誰かから「小説を書き方を教えて欲しい」と言われたら
たぶん自分でもわからないながら同じように答えるだろう。
うんうん頷きながら得心しつつあっという間に読了。
しかもこの内容なら書いてみたくなる人が増えるだろうなと
さすがは人気の作家の著作に関心しながら。
とはいえ、読みながらモチベーションが上がった人は
最後にたぶん冷や水を浴びせられる。
そうそう、そうなんだよねぇ。
その現実を知ることは実はとても重要。
読んでいて心に留めたくなった部分を挙げたい。
「書き出しからの落差で読者は引き付けられる」
「説明文ではなく、物語を動かすことで人物を描写する」
なるほど。
特に後者は小説だけのコツじゃない。
指導や説明の時に使わせていただきます😁
「プロだけが知っている 小説の書き方」森沢明夫:著 飛鳥新社