風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

「求めない」

2016-03-16 | 読書

「求めない
 すると
 それでも案外
 生きてゆけると知る」

なるほど。
老子の思想などの著作で知られる
老英文学者による詩集。

「求めない」加島祥造:著 小学館文庫
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私の意見

2016-03-15 | 世界・平和
あくまで政治や社会について素人である私の意見。
極論を語ってみよう。

日本はアメリカ型の「小さい政府による自由資本主義」ではなく
北欧型の「社会民主主義」を目指すべきだと思う。

アメリカという国はプロテスタント哲学が行動理念にある国。
あくまで競争原理上にある自由資本主義でも
強者から弱者への支援が根付いていて、
ある程度の社会資本配分が個人レベルで行われている。
一方の日本はどうか。
中国、韓国と同様、元々は儒教の教えが哲学だったのだが
残念ながらバブル期に人々の価値観は激変し
金を儲けたものが強者、勝ち組であり、
そのためには手段を選ばない国になってしまった。
(これは恐らく経済発展後の韓国、解放政策後の中国も同様)
不正を行おうが、他人を蹴落とそうが
弱者は切り捨て、みな金の亡者と化している。
進路はもちろん、結婚することも、子どもを持つことも
すべてコストパフォーマンスが唯一のモノサシとなり
ちょっとでもレールを外れたものは貧困に陥ってしまう。

保育園や子育て支援システムなどは経済原理から外れて後回し。
それでいて社会保障費を下支えするためだけに少子化問題が語られる。
年金は減らされ、せめてものタンス預金まで狙われ、
老いた後の支援施設も足りないため家族は疲弊、
あるいは老々介護の後、今度は空き家問題が生じてくる。
(1億総活躍とはどこの世界の話なのか。
 老人介護は家族の監督責任まで問われ、
 仕事はおろか買い物にも行けないというのに)
少子化は社会保障の担い手現象のみならず
この先の労働力不足に直結し、GDPは維持すら危うい。
産業のほんの一部である輸出中心の大企業の、
そして国民の1割程度の金持ちへの、
優遇政策によって目先だけの経済活性化を図ったところで
これらの問題解決には程遠い。

社会民主主義の元、経済的な配分の抜本改革が必要だろう。
この際、消費税の10%化は仕方ないと考える。
ただそれをどう社会に配分していくのかだ。
この増税分は以下の施策に使うことによって
社会民主主義の体制を作ればいいと思う。

まず、教育費。
高校までは無償化(私立までは無理かもしれないが、低減はできる)
大学もせめて40年前ぐらいの学費水準としたい。
教育は社会にとって先行投資。
社会にとって有益な人材が経済的な理由で埋もれるのは
国としてこれほど損なことはない。
当然のことながら、研究機関への予算配分も必要。

そして社会保障。
誰でも、どんな人でも、国民等しく
65歳以上になったら普通に生活できるだけの年金を公的に保障する。
これにより老後に備えた蓄えが市場に出てくる可能性もあり
一般消費も好循環を見せるのではないか?
保育園、幼稚園だけではない子育て環境整備は言うまでもなく。
年金支給により仕事をしなくとも生活できる祖父母がいれば
少なくとも地方においては問題が無くなるだろう。
都市部においては、施設数もさることながら
職員待遇に対する補助も公的資金を投入したい。
子どもに関わる仕事を目指す人たちに夢を持ってもらいたい。

防衛は・・・
警察組織を多階層化し、国境警備組織を最低限装備で構築。
現在の自衛隊は災害救助隊へと組織改革し
日本だけでなく、世界中の災害救助へ向かえる体制を作る。
銃や爆弾を持った救助隊は拒否する国があったとしても
純粋な救助隊を拒否する国はないだろう。
世界の中で「なくてはならない国」になることができる。
それが最も価値があり、効果的な国防だと思うのだが。
(他国が攻めてくる・・・とご心配の向きもあるようだが
 紛争が起きればその国の信用は急落し経済が崩壊する。
 そんなリスクは為政者ならだれでも理解しているし、犯さない)

子どもを中心とする弱者を公的に救える国。
もっと言うと、他者を思い、必要以上に個人で持たざる国。
経済や技術面においては世界で1番じゃなくても、
個々人の幸せ感は1番と感じられる国。
ひとりひとりがちゃんとみんなのことを考える国。
なーんだ、古来受け継がれてきた
日本の伝統的な「禅」の教えに近いじゃないか。
宮沢賢治さんじゃないが
「サウイフモノ」にこの国は戻るべきじゃないのかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庭にも春が

2016-03-14 | 生活の風景


まだまだ少し寒いけど
我が家の庭でこの春最初の花パンジーが。



チューリップの芽もおがって(育って)きた。
まだまだ周囲の土は霜柱が立っているけど
春は力強い。

今日はホワイトデー。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「家族はつらいよ」

2016-03-13 | 映画・芝居・TV


山田洋次監督にとっては
「男はつらいよ」以来の喜劇とのこと。
「あの世で渥美さんが笑ってくれるといいなぁ」
とは新聞に載っていた山田洋次さんの弁。

期待にたがわず面白い。
9割方埋まった客席が爆笑の渦だった。
・・・が、そこは人情話の山田監督。
目尻に涙を溜めての笑いとなる。
登場人物ひとりひとりの気持ちの機微が
細かく描かれたシナリオ
画面の隅にまで気配りが行き届いた楽しい小技、
そして観客の心をくすぐるリアルな演出。
うまいなぁ。
「東京家族」とまったく同じ役者さんたちも
みんな手練れでうまい方々ばかりなので
あっという間に引き込まれ、
あっという間にエンディングになった感じ。

特に、一番リアルな演技と感じた夏川結衣さんと
あれだけうまい役者さんたちに囲まれながら
負けることなくしっかり役にはまっていた
蒼井優さんに感心した。
お2人ともすっかり演技派俳優だねぇ。

身につまされて見た観客も大勢いたと思うが
(終わった後、後ろの席のおじさんが
「リアルだったなー」とため息ついていた 笑)
それでも、涙を誘った後の
山田監督のエンディングのうまさには脱帽。
ネタバレになるからこれ以上ここでは書かないけど
なるほどねぇ。
これは名画だな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涙のレポート

2016-03-12 | 世界・平和
5年前のあの日の
記憶に残る忘れられないことをひとつ。

当日の夜は、震度5クラスの余震が続く中
真っ暗な停電の夜をまんじりともせずに過ごした。
テレビもPCももちろん使えず
電話も携帯も(webすら)まったく通じない中
唯一の情報源は電池式の小さなラジオだった。
何しろとにかく詳しい状況がわからない中、
「自分がいる場所だけこんな目に遭ってる」
とすら思っていたのだ。
「無事でいることを周囲に知らせなきゃ」と。

夜、ラジオからは驚愕のニュースばかり流れる。
「東京でも震度5???電車とかどうなってんの?」
「沿岸部が壊滅的被害???壊滅的って何?」
アナウンサーの言葉を聞いてもまったく理解できない。
当地のラジオで、
小さなアンテナだけで綺麗に受信できるのは
NHK第1、第2とIBC岩手放送だけ。
はじめはNHKの放送を一生懸命聞いていた。
だって民放は肝心なところで
CMが入るものだと思い込んでたから(笑)
でもNHKでは盛岡放送局からの
「沿岸部が壊滅的被害」という抽象的な言葉の他は
全国ニュースで「政府が緊急対策本部設置」なーんていう
はっきり言って当事者にはどうでもいい情報ばかり。
知りたかったのは知人もたくさんいる沿岸の詳しい状況と
内陸部の被害情報(鉄道、道路、電気、ガス、水道など)。
そんな具体的話はNHKからは聞こえてこなかった。

周波数をIBCに合わせた途端に聞こえてきたのは
高校の13期下の後輩で既知の神山浩樹アナウンサーの声。
なんと彼はまだ誰も地上から報道がたどり着いていない
陸前高田の街に単身潜入していたのだった。
(恐らく信号も消えた真っ暗な道を行けるところまで車で行き、
 あとは山から歩いて入って行ったのだと思う)
神山アナのラジオからの声にかじりついて聞いていた
私たちに聞こえてきたのは
「あー・・・」「うわぁ・・・」「えー!?」という
彼の悲鳴の合間の途切れ途切れの現場レポート。
アナウンサーとしてのテクニックやルーチンを超えた
それは彼の生身の声だった。
普段は明るいキャラクターで視聴者に愛される彼の声が
涙と時々の嗚咽でくぐもる。
ようやくたどり着けた避難所の一ヶ所では
レポートどころか目の前の一人一人の名を呼び始める。
「この人は助かってますよ」「この人はここにいますよ」
ということだったのだろう。
「他にもあちこちに避難している人たちがいる模様ですが
 どうやってもたどり着けません」
という悲鳴に近いレポートにこちらも涙が出てくる。
彼の、文字通り必死のレポが
起きている事態の大きさと深刻さ、大変さを
映像以上に物語っていた。

結局停電が収まり、電気が通じた2日後まで
私たちが有意義な情報を得られた手段は
IBCラジオと翌朝ペラ4ページもので配達された岩手日報紙。
(岩手日報も青森の東奥日報に印刷を頼んだとのこと)
全国放送や全国紙は、少なくとも渦中にいる身としては
正直何の役にも立たなかった。
どこで誰が助かり、誰が犠牲となり、どこが被災し、
どこで何が売られていて、いつ物流が回復し・・・
その時本当に知りたい情報はそういうこと。
首相談話や支援の宛先じゃない。

神山アナのあの涙のレポートの声は
いまも鮮明に耳に残っていて、忘れることができない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月11日

2016-03-11 | 世界・平和
今年のカレンダーはあの年と同じ曜日めぐり。
だから今日3月11日はあの人同じ金曜日。

当日のあの瞬間のことは忘れない。
・・・とはいえ、その後のことは
印象的なシーンのみはっきり脳裏に浮かぶが
それも断片で、ところどころすっぽりと
記憶から抜け落ちているところもある。

あの日から10日後に
止まったままの新幹線に代わって
花巻空港から羽田まで臨時で飛んだ飛行機にて
東京に戻るまでの間に様々なことを考え、感じた。
こんなことや、こんなことこんなことも。
そしてこんな場面もあった。

津波被害を受けた沿岸部や
原発事故に遭った福島の人たちばかりじゃなく
情報がなにも入ってこなかった内陸部も
こんな状況の中の10日間だった。

釜石への道を疾走していく他県ナンバーのパトカーや
ひっきりなしに上空を飛ぶヘリの音。
ようやく電気が通って、ブン・・・という音とともに
画面が現れたテレビに映る津波の映像。
雪降る中、毛布にくるまって数時間待ち
10lだけ入れてもらったガソリンスタンド。
「おにぎり入荷」と大きな手書きの紙が貼ってあるコンビニ。
目に見える、肌で感じるすべてのことが
実体験しているのではないように感じる非現実的な世界。

忘れてはいけない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その日

2016-03-10 | 風屋日記
このところ、身近で不幸がいくつかあり
ちょっと自分のことを考えてみることがあった。

人間は誰しもいつかは人生に別れを告げるのだが
そのこと自体は仕方ないし、納得もしているけれど
できれば病気でも、事故でも、災害でも
ある時突然は避けたいな。
できることならそれなりの覚悟や準備時間が欲しい。
自分が大切にしていたモノを整理し
家族や親しい人たちにちゃんと別れを告げたい。

葬儀を手伝ってくれたり、
弔辞を読んでくれる親しい友人は自分にいるだろうか。
さまざま沢山の方々にお世話になりながら生きているけれど
そこまで頼める付き合いをしている友人はいないかも。
それはそれで仕方ない。
大仰にせず、ささやかに送ってもらえればそれでいい。
とはいえ葬儀はじめ、一連のしきたりは
遺された人達のためのものだと理解しているから
家族のみんなが良いと思うやり方でOK。
ただし身内からのお別れの言葉はいらない。
それは(もしあればだが)家族だけで
静かに語りかけてもらえればいいと思っている。
公的行事である葬儀ではいらないよ。

あとから「知らなかった」と言われ
事後家にまで拝みに来られると家族が厄介だから
新聞への死亡広告や主だった人達への連絡は
やっぱりしたほうがいいんだろうな。
それ見て参列しようという人がいるかどうかわからないけど。

親父に準じるんだろうけど、戒名も適当に。
住職も最低限1人でいい。
当地で通夜によく行われるお念仏もいらない。
そんな時ばかり信心深そうにしたって仕方ないし(笑)
一通り終わったら、あとは普段の生活に戻って欲しい。
ま、言われなくともそうなるんだろうけどね(^^;
たまに思い出した時に拝んでくれればいいよ。
年忌や盆暮、お彼岸にこだわる必要はない。

できれば順番に逝きたいが
こればかりは運命だから如何ともし難い。
さて、その日はいつなんだろう。


今日は東京大空襲から71年目。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ソバカスのある少女」

2016-03-09 | 音楽

細野晴臣、鈴木茂、松任谷正隆、林達夫の4人による
音楽ユニットTIN・PAN・ALLEYは
バンドというよりプロデュース集団といえる。
ユーミンやアグネス・チャン、矢野顕子などの曲で
プロデュース、アレンジ、バック演奏を務めたことで有名。
特に初期荒井由美時代のユーミンのヒットは
TIN・PAN・ALLEY無しでは語れないと思うのだ。

このユニットの初期アルバムは
プロデュース集団の面目躍如。
それぞれのメンバーが様々なミュージシャンを集め、
1枚のアルバムを構成している。
伊藤銀次、後藤次利、高中正義、坂本龍一、久保田麻琴、
斎藤ノブ、J・ザルスキー、桑名正博・晴子兄妹、
吉田美奈子、山下達郎、大貫妙子、荒井由美など
今見るとそうそうたる人たちが参加している。

なかでも個人的に一番のお気に入りは
松本隆:詞、鈴木茂:曲の「ソバカスのある少女
鈴木さんと南佳孝さんがボーカルをとった
都会的で洒落たボサノバだ。
ワタシはこの曲で南佳孝さんというシンガーを知り
彼のアルバムまで買うに至った思い出の曲。
一昨年までの東京での単身赴任中の思い出の曲でもある。

上のタイトルにリンクした動画は
南佳孝さん、松任谷正隆さん、小原礼・尾崎亜美夫妻による演奏。
何度聴いてもいい曲だねぇ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マルカンデパート

2016-03-08 | 食べ物・お店


昨日花巻市民、いや岩手県民に激震が走った。
箸で食べる30cm10段ソフトクリームの大食堂で有名な
マルカンデパートが6月で閉店するというニュース。
シャッター街化しつつある商店街の核店舗が無くなるということ、
全国的にも有名になった観光資源の消滅であることなど
90人もの従業員がほとんど解雇になりそうということ、
ほぼ地元調達と思われる仕入れ先にとってもショックであることなど
激震の理由は数あれど
個人的にはやはり小さい頃からの思い出の場所が無くなるという
心情的ショックが一番大きい。
なにせこの40年以上もの間、花巻の商店街の顔だったから。

現店舗のはす向かいにあった旧店舗にも食堂はあった。
小学生の頃はおめかしの服を着せられ、
祖父母に連れられて、滅多にない外食をする場所だった。
オーダーメニューが運ばれてくるまでの間
祖母がバッグから出してくるみかんを食べながら待ったものだ。
近くのテーブルではおにぎりまで持参してくる人たちもいた。
店としては黙認だったんじゃないかな。

中学生になる頃、現店舗ができた。
新しい、洒落た建物で、地下にはスーパーがあり
食堂の上の階にはゲームセンターなどもあった。
真新しい学生服を買ったのもマルカンだった。
家族で買い物に出かけた時、
初めてジーンズを買ってもらったりもしたが、
基本的にデパートに興味無かったワタシは
ひとりで外へ出、マルカン裏の喫茶ぐがーん隣にあった
中古雑貨屋「金曜日」を冷やかしに行ったりしていた。

高校時代、土曜午後になると
隣の女子高の子たちが行っているらしいと聞き
友人たちと繰り出したりもしたものだった。
祭の時は展望食堂の窓際をGETするのに血道をあげていた。
眼下に祭がよく見えたから。
今と違い、たいして洒落た飲食店も無かったころは
とにかくここの食堂が一番ポピュラーな外食場所であり
大学時代、帰省した際にもよく通ったものだ。

綿入れ半纏やズロース(笑)なども置いてある
時代に取り残された売り場というイメージも無くはないが
意外に掘り出し物を見つけたりもした。
当時流行ったラコステのポロシャツやLeeのジーンズ、
スキーの板や靴も1年落ちモデルが安く手に入ったので
なかなか捨てたもんじゃ無かった。

ここ20年ぐらいは大食堂が売り物。
ズームイン朝やフライデーなどにも取り上げられて
全国的に有名になっていった。

本ブログへのマルカン初出は2006年
子どもたちが小学校の頃から高校まで
激励会も、祝勝会も、ご苦労さん会もここだった。
(野球のスポ少のころは「世界の料理」を食べに連れてった。
 ラーメンもステーキもカレーも寿司もあったからね 笑)
こんなことも、こんなことも、こんなこともあった。
名物ナポリカツソフトクリーム
ちらし寿司やチャーシュー麺も安かった。

たくさんの思い出がここにはある。
閉店まであと3ヶ月。
最後の思い出を作りに行きたいけど
閉店を聞いた人たちでこれから激混みだろうなぁ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

cowcamo

2016-03-07 | 文化

若いベンチャーが展開する
リノベーション中古マンションweb販売のcowcamoが
案内のフリーペーパーを発行。
単なる中古不動産販売というだけでなく
ライフスタイルに合わせたリノベーションや
あるいは生活そのものまでも提案している。
この事業を展開しているのは
人と人とのコミュニケーションにより
より大きな価値を生み出す「場づくり」を目指す
ベンチャー企業tsukuruba。
この不動産事業cowcamoの他にも
面白い事業を幾つか展開していて注目の企業だ。

このフリーペーパーも
とてもお洒落なデザインで読み応えもある。
どこかで目にしたら是非手にとってみるべし。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふと布団の中で

2016-03-06 | 風屋日記
ゆっくり目覚めた
何も予定の無い日曜日の布団の中で
ふと頭に浮かんだひとこと。

生きるモチベーションってのは
明日への希望から生まれるんだね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大正な喫茶店?

2016-03-05 | 食べ物・お店


昭和な喫茶店が好きなんだけど、
なんとココは創業が大正8年とのこと。
人形町の快生軒。
建物や内装はそこまで古く無いんだろうけど、
なんとなく雰囲気がレトロで良いなぁ。
カフェーってこんな感じ?笑

生チョコケーキもコーヒーも
美味しゅうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2016-03-04 | 散歩


東京では木蓮も咲いてます。
昨日は暖かい日差し。
春です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月3日

2016-03-03 | 生活の風景


今日は桃の節句。
息子が2人、孫も男の我が家には
あまり縁が無いだけど(笑)
写真は花巻・大迫の「宿場の雛まつり」
今日まで。



桃の節句を前にした昨日は
日本橋人形町にある水天宮へ。
社殿改築中なんだねー。
ちょっと離れた浜町公園近くに
仮宮が設置してあった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ばかもの」

2016-03-02 | 読書

この作家の作品は初。
CDのジャケ買いじゃないけれど、
タイトルと表紙に惹かれて買ってみた。

1例として主人公をアルコール中毒にしてるけど
依存から喪失、加えて阻害を感じた時に
気持ちが落ちていく感覚はとてもよくわかる。
額子に依存していたのがヒデ、
信仰に依存していたのがネクラ。

依存する対象を失った時、その後依存するのは
人により異性だったり、アルコールだったり、
あるいはあの元プロ野球選手のように
覚せい剤など薬物だったりするのだ。
(彼の物語ということもできると思うよ)
「意志が弱い」と責めるべからず。
誰しも危ういところに立っていて
暗い穴はすぐそばにぽっかりと口を開けている。

最後の章は救いだな。
額子も喪失を味わった後だからこそ
ヒデを受け入れたハッピーエンド。
実際にはこんな美しい結果ばかりじゃないことは
この歳まで生きてきてよく知っている。
でも、やっぱり人は希望を捨てたくないよね。
思わず微笑んでしまうラブストーリー。

「ばかもの」絲山秋子:著 新潮文庫
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする