細野晴臣、鈴木茂、松任谷正隆、林達夫の4人による
音楽ユニットTIN・PAN・ALLEYは
バンドというよりプロデュース集団といえる。
ユーミンやアグネス・チャン、矢野顕子などの曲で
プロデュース、アレンジ、バック演奏を務めたことで有名。
特に初期荒井由美時代のユーミンのヒットは
TIN・PAN・ALLEY無しでは語れないと思うのだ。
このユニットの初期アルバムは
プロデュース集団の面目躍如。
それぞれのメンバーが様々なミュージシャンを集め、
1枚のアルバムを構成している。
伊藤銀次、後藤次利、高中正義、坂本龍一、久保田麻琴、
斎藤ノブ、J・ザルスキー、桑名正博・晴子兄妹、
吉田美奈子、山下達郎、大貫妙子、荒井由美など
今見るとそうそうたる人たちが参加している。
なかでも個人的に一番のお気に入りは
松本隆:詞、鈴木茂:曲の「ソバカスのある少女」
鈴木さんと南佳孝さんがボーカルをとった
都会的で洒落たボサノバだ。
ワタシはこの曲で南佳孝さんというシンガーを知り
彼のアルバムまで買うに至った思い出の曲。
一昨年までの東京での単身赴任中の思い出の曲でもある。
上のタイトルにリンクした動画は
南佳孝さん、松任谷正隆さん、小原礼・尾崎亜美夫妻による演奏。
何度聴いてもいい曲だねぇ。
名曲ですよね。
南佳孝さんは「日付変更線」も好きです。