時々ね、自分は味音痴なんじゃないかと思うことがある。
それともうひとつ、もしかしたら前世は餓死していて
その記憶が体のどこかに刻み込まれているんじゃないかとも。
よく「美味しいものを食べに行きましょう」という話になる。
とてもゴージャスなコース料理だったり、
あるいは創作和食だったり、ネタに凝った寿司だったり、
心のこもった手作り料理だったりもする。
そういう時、本当はひとつひとつ、ひと口ひと口を
しっかり噛んで味わうべきなんだろうと思う。
それが美味しいものの味わい方なんだろうと思う。
しかし、私はそういう場面でゆっくりと味わうよりも
ついワシワシ食べてしまうし、その方が旨いと感じるのだった。
何よりも「めし」「メシ」「飯」という言葉に弱い。
本当に美味しいものを食べさせ甲斐のない人間。
料理のひとつひとつ、ひと口ひと口の
絶妙な味を感じ取るよりも
ワシワシ食べて、食事全体で美味しいと感じる人間。
野球の投手に例えるならば
針の穴を通すコントロールが武器の玄人好みの職人投手ではなく
ざっくりストライクゾーン狙って勢いで投げる投手?
ハマればそれなりに抑えられるが
とても危なっかしくて大事な場面では使えない投手って感じかな😅
だから自分で料理しようという気になれない。
東京に単身赴任している時など、自分で食べるだけならば
それなりに作ったりはしたけれど、とても料理とは呼べない代物。
たぶん基本的に味音痴で、
なおかつ美味しいものを誰かと共有したいと思ってないんだろうね。
そしてワシワシ食べたいのは、
飢餓を経験した前世の記憶かなと思ったりしている。
若い頃なら「食いっぷりがいいね」で済んだけど🤣
さすがにこの歳になってそれはないべ。
ということで、改まった席での食事会などに参加するのは
個人的にはとても恥ずかしい。
体調的に、食事内容も考慮しなければならなくなったことも困った😅