今日は野球部時代を思い出しながら、例文を作ってみよう。
◆やんべ
このブログでも何度か取り上げている、
岩手弁の特徴的・・・というより岩手県人の県民性をよく表す言葉。
要は「いい案配」→「いいあンべ」→「いあンべ」→「やんべ」
という音便形なので、厳密にいうと方言ではないけれど
標準語の「いい案配」とはニュアンスがちょっと違う。
「的確に」というより、少々投げやりな「テキトーに」という意味に近い。
身近なところでは、飲み会の時に水割りなど作ってもらう際、
「濃さは?」という問いに「あぁ、やんべに頼みます」みたいな使い方。
とても便利♪
◆くぐつ(くぐつね)
形容詞なんだけど、どういう意味かってのが説明難しいね(^^;
ちと違うけど「口うるさい」「屁理屈屋」が近いかもね。
酔っぱらって誰かにグダグタ愚痴やら文句やらいう人いるでしょ?
あーいう人を「くぐつね人」という。
できるだけ近寄りたくはないし、「くぐつ」と思われたくもない。
【例文】
「やんべな練習ばりしてるど、コーチくぐつくなるじぇ」
(テキトーな練習ばかりしてると、コーチがうるさくなるぞ)
「くぐつね先輩にぁ、やんべに相手してればいがべじゃ」
(喧しい先輩にはテキトーに相手していればいいだろう)
◆おだづ
これは更に意味の説明が難しい。
「はしゃぐ」でもないし「浮き足立つ」でもないし「慌てる」でもない。
それらに「慢心する」とか「手を抜く」まで混ぜ合わせたような意味(笑)
これは毎日のようにコーチが怒鳴る言葉なんだ。
耳で覚えた言葉じゃなくて、身体で覚えた言葉かな?
【例文】
「こりゃー!! ファーストぉ!! おだづなー!!」
(こら!! ファースト!! 『やんべ』にプレーするな!!)
「大丈夫だ。おめーらだばおだづごどだげ気ィつければ勝でるっ!!」
(大丈夫だ。お前らなら地に足をつけていれば勝てる)
◆たごまる
例えばステテコの上にスラックスを穿こうとして、ステテコがめくれた状態。
ふとんの下に毛布が丸まってしまった時などにも使える。
ステテコや下ズボンの衰退とともに使われなくなってきた絶滅危惧語でもある。
【例文】
「ペッコ待で。ユニフォーム着てらっけ、スラパンたごまってしゃんた」
(ちょっと待て。
ユニフォーム着てたらスライディングパンツが『たごまっ』てしまった)
・・・訳不能
自民党の総裁選が近いけど、
マスコミばかりが「おだ」って政策論争が盛り上がらない。
派閥のスキ間に「たごまって」る人達も黙ってないで
「やんべ」に「くぐつぐ」なった方がいいと思うなぁ。
◆やんべ
このブログでも何度か取り上げている、
岩手弁の特徴的・・・というより岩手県人の県民性をよく表す言葉。
要は「いい案配」→「いいあンべ」→「いあンべ」→「やんべ」
という音便形なので、厳密にいうと方言ではないけれど
標準語の「いい案配」とはニュアンスがちょっと違う。
「的確に」というより、少々投げやりな「テキトーに」という意味に近い。
身近なところでは、飲み会の時に水割りなど作ってもらう際、
「濃さは?」という問いに「あぁ、やんべに頼みます」みたいな使い方。
とても便利♪
◆くぐつ(くぐつね)
形容詞なんだけど、どういう意味かってのが説明難しいね(^^;
ちと違うけど「口うるさい」「屁理屈屋」が近いかもね。
酔っぱらって誰かにグダグタ愚痴やら文句やらいう人いるでしょ?
あーいう人を「くぐつね人」という。
できるだけ近寄りたくはないし、「くぐつ」と思われたくもない。
【例文】
「やんべな練習ばりしてるど、コーチくぐつくなるじぇ」
(テキトーな練習ばかりしてると、コーチがうるさくなるぞ)
「くぐつね先輩にぁ、やんべに相手してればいがべじゃ」
(喧しい先輩にはテキトーに相手していればいいだろう)
◆おだづ
これは更に意味の説明が難しい。
「はしゃぐ」でもないし「浮き足立つ」でもないし「慌てる」でもない。
それらに「慢心する」とか「手を抜く」まで混ぜ合わせたような意味(笑)
これは毎日のようにコーチが怒鳴る言葉なんだ。
耳で覚えた言葉じゃなくて、身体で覚えた言葉かな?
【例文】
「こりゃー!! ファーストぉ!! おだづなー!!」
(こら!! ファースト!! 『やんべ』にプレーするな!!)
「大丈夫だ。おめーらだばおだづごどだげ気ィつければ勝でるっ!!」
(大丈夫だ。お前らなら地に足をつけていれば勝てる)
◆たごまる
例えばステテコの上にスラックスを穿こうとして、ステテコがめくれた状態。
ふとんの下に毛布が丸まってしまった時などにも使える。
ステテコや下ズボンの衰退とともに使われなくなってきた絶滅危惧語でもある。
【例文】
「ペッコ待で。ユニフォーム着てらっけ、スラパンたごまってしゃんた」
(ちょっと待て。
ユニフォーム着てたらスライディングパンツが『たごまっ』てしまった)
・・・訳不能
自民党の総裁選が近いけど、
マスコミばかりが「おだ」って政策論争が盛り上がらない。
派閥のスキ間に「たごまって」る人達も黙ってないで
「やんべ」に「くぐつぐ」なった方がいいと思うなぁ。
それみて子らはおだつは、くぐつねオヤジににらまれるは・。
あんべに作文しても言葉がたごまって・・。
添削してください。
泡食ってリュックがらやンべに何が探して羽織ったンども
袖っコァたごまって、やンや苦したった。
見でらった童ゃどァおだって笑うワ、くぐつねおやンずにゃ睨まれるワ、
緩ぐねがったじゃー。
・・・てな具合? 難しいもんですね(笑)
なんだか言葉の雰囲気が文字にあらわれている言葉ですねっ。
岩手弁、私が使いこなすにはまだまだ10年はやいと思い知りました。(^^;
P.S.この度も、よろしかったら是非、TB企画にご参加下さい♪お待ちしております~*
やはり言語はネイティブの中に入らないと(笑)
TBできますかね。
また機会を見てチャレンジしてみましょうか。
ホントのネイティブ(ズさま、バさま達)には
言葉の響き、ニュアンスともに敵いません。
…ってか、時々意味わかんないし(笑)