風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

保守とは何か

2024-10-04 | 社会
先日の朝日新聞に、保守は論客が論説を書いていた。
その中の一説が目を引いた。
イギリスの政治哲学者マイケル・オークショットの
保守とは抽象的な理念やイデオロギーではなく人の性格であり、
生きていく上での態度であるとの定義。

「見知らぬものより慣れ親しんだものを好み
 ありあまるものよりも足りるだけのものに満足し、
 完璧なものよりも重宝なものを大事にし、
 理想郷における至福よりも現在の笑いを好む」

うむ、今の自民党は保守じゃないな。
保守の皮を被った、「ありあまるもの」を貪欲に求める集団だ。
憲法についても「慣れ親しんだ」ものを変え、
(自分達にとって)「完璧なもの」を作ろうとしている。
本当の保守とはもっと緩いものなのではなかろうか。
コメント
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