風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

暴力は暴力しか生まない

2024-06-15 | 世界・平和
ナチスのホロコーストという悲惨な経験をしたユダヤの人々は
今ナチスと同じことをパレスチナの人たちに行っている。
「ハマスを根絶やしにするまで攻撃を続ける」と言っているが
逆に新たなハマスを生み出していることに気づいているか?
現在のハマスも、これまでのパレスチナへの抑圧から生まれた。

プーチンにとってのウクライナは
習近平にとっての香港、台湾と同じ。
「自分のもの」と主張するのもいかがなものかと思うが
さらに暴力に訴えるやり方はとても肯定できることじゃない。
多分思い通りになったとしてもレジスタンスは残り
またまた暴力の連鎖が起きる。
これはミャンマー軍事政権にも言えること。
アメリカとイランも。

「紛争」とか「戦争」とか「防衛」とか
威勢のいい表現で語られるけど、要は「殺し合い」だ。
そして死ぬのはそれらを起こした人たちではなく
一般市民から駆り出された兵士や一般市民。
そういう事態を引き起こした時点で政治家失格だろう。
「殺し合い」は外交の失敗であるということを肝に銘じつつ
日本が考えなければならない「防衛」は
武器を充実させることではなく
世界のどこで何が起きようと国民生活を守るための
食料自給率100%を目指すことだと考える。
同じ土俵に立ってしまうこと自体、同じ穴のムジナ。
コメント
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