暑くもなく、寒くもなく、
薄曇りで日光も弱い絶好の天気の中、
毎年恒例の地区民運動会が昨日開催された。
入場行進では本部先に向かって手を挙げろとか
苦笑せざるを得ない場面などもあったが
老若男女和気藹々の一日となった。
新たに住人となった人はこの場で知己を得る。
子ども達もここに参加して1家庭の子から地域の子になる。
赤ちゃんを興味深そうに見に来た小学生の女の子が
「あなたもこのぐらいの時から参加してるんだよ」
と近所のおばさんに微笑まれる。
買った負けたと競技ごとに歓声を挙げるけれど
かといって勝負に徹しているわけでもない。
班の枠を越えてみんな笑顔だ。
競技を横目にお互い近況報告し合ったりして
地域の絆は深まっていく。
この繋がりこそ現代日本が抱える様々な課題を解決する
重要なキーワードだと思うのだ。