風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

ランチ

2008-06-28 | 風屋日記
今日は仕事。
ランチは会社近くのカフェ「ダニーハ」。
Gセットはお代りありのバゲットとサラダ、
そして日替わりのデッシュがついて700円。
今日のおかずはベーコンと茄子のトマトソース煮。
ランチサービスのアイスコーヒーとともに。

このダニーハは昭和の雰囲気のカフェ。
音楽はレコードだし、書架にはたくさんの本がある。
ひとりでランチを食べながら読んでいたのは
「王様は裸だと言った子どもはその後どうなったか」森達也 集英社新書
様々なおとぎ話の「その後」を創作している。
それぞれみんな社会批評になっててかなりおもしろい。
例えば表題の子どもは町の英雄となり、
長じて王制打倒により独裁者になったとか(笑)
桃太郎の話はもっとブラック。
社会の正義を追求するジャーナリストになった桃太郎は
(かなりスルドいTVのコメンテーターもやってるらしい)
人間に迷惑をかけないよう鬼が島に隠り平穏に暮している鬼達を
その存在から糾弾すべくハンディカメラを持って乗り込むのだ。
みんなありがちな話だけにホントに面白い。

ニヤニヤ笑いながらランチを食べる中年のオヤジは
他の客からどんな目で見られてたんだろう(^^;
コメント
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