風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

大金星

2008-05-07 | 風屋日記
北東北大学野球リーグが真っ盛り。
このGW中、次男の所属する大学チームは
昨年の春秋を制した八戸大との対戦だった。

八大は昨秋の神宮大会BEST4。
準決勝ではあの早稲田大学を最期まで苦しめ
惜しくも1点差で敗れたチーム。
プロ注目の3年生左腕桜田と、
2番手としてMAX146km/hを投げる4年生右腕の前橋、
その他にも剛腕を何人も擁している強豪だ。
体格をくらべると一目瞭然。
八大と岩手大の選手が並ぶと大人と子どもみたい。
かたや180cm80kg以上がゴロゴロいて、
こちらはメンバーの半分近く170cmに届かない。

5/3の第1戦は中盤まで競っていたものの
岩手大が後半崩れて敗退。
そして5/5の第2戦、
延長10回劇的な勝利をおさめることができた。

岩手大 0 0 0 2 0 0 0 0 0 2 = 4
八戸大 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 = 2

日刊スポーツ東北版でも大きく取り上げられた大金星。
(平舘さんの写真を無断拝借・・・すんません。
 写真の右端に偶然次男も写っていてラッキー ^-^)

スクイズやダブルスチール、
そしてコツコツ当てるバッティングでの得点。
守りの方も3投手を使い、
後半5イニングは1年生の三浦くん(盛岡大附属)が
下手からの変幻自在の投球でぴしゃり。
柔よく剛を制す、強豪に勝つにはこれしかない勝ち方。
お見事。

ところで当日はバックネット裏で見ていた私のそばに
いかにもプロ野球のスカウトが数人。
桜田くん、前橋くんの投球の度に
ビデオ撮ったりスピードガンで球速を計ったり
スコアをつけつつ盛んにメモったりしていた。
何しろ体格が一般人じゃないからすぐにそれとわかる。
異常に肩幅が広く、胸板も厚い。
身長は高い人ばかりじゃなかったけど
内に秘めた筋肉の存在はスーツを着ていても隠せない。
違うもんだねぇ。
コメント (4)
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