風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

旬の味

2008-05-01 | 風屋日記
母ちゃんのお袋さんがタッパーを持ってきた。
親父さんが採ってきたタラボ(タラの芽)を湯がき、
クルミと味噌大根を混ぜて刻んだものが入っている。
この時期恒例、毎年いただくものだ。
花巻産の五穀米を炊いたご飯に
これをたっぷり山盛りに載せていただくのが大好物。
おかずは、これまた今年ものの筍の煮付け。
うん、旬の味。

この地域に住んで、ホントに贅沢なものを食している。
「夕方(ゆまかだ)採ってきたシドケ食うが?」
「おら家(え)のズさまぁボリ(茸)いっぺ採ってきたがら
 食って助けで(すけで=手伝って)」
「川で雑魚(ざっこ)釣ってきたがら食(け=食え)」
(雑魚と言うが、実際はヤマメやイワナ)
言い方は乱暴だけど顔は笑っている。
採ったばかりの山菜や茸、川魚などを食するのは
築地の料亭あたりよりよほど贅沢なんじゃなかろうか(笑)

タラボの季節もそろそろ終了。
これから母ちゃんの実家からやってくるのは
ワラビの煮付けやコゴミの和え物だな(^-^)
外ではリンゴの花がどんどん開いてきている。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする