風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

今日の朝刊から

2005-06-04 | 風屋日記
久しぶりに「今日の朝刊から」シリーズ復活!!(笑)

「私は、自然の中に八百万(やおよろず)の『カミ』を見いだして
 畏怖しながら自然と折り合いをつけて暮らしてきた日本人の感性は
 (それがナショナリズムと結びつけられなければ、という条件つきだが)、
 いまの時代にふさわしい、グローバルな理解を得られる感性だと思っている。」
          -私の視点「自然と折り合う感性必要」より エッセイスト 玉村豊男さん-

「『被害者の思い』を勝手に推し量って『だから重罰化に賛成です』と同情されるより、
 『個々の被害者はどう思っているのか』と耳を傾けてくれる方が、私はうれしい。」
     -私の視点「『死刑願う存在』は偏見だ」より 保険金殺人被害者遺族 原田正治さん-

「初めて前の打者を敬遠され、意地の勝ち越しスリーランを放って『余韻に浸らせてください』」
                    -スポーツ欄 阪神タイガース 今岡選手のコメント-

「うちの人材教育は伝承芸みたいなもの。」
「ヒト・モノ・カネの中でヒトが最も大切です。」
「最も大切なのは想像力です。
 社員が何に悩み、何に苦しんでいるのか。それを社長や管理職が常に想像する。
 顧客が何を望んでいるのかを考えるのも想像力です。」
   -be フロントランナ-より ヴィレッジヴァンガードコーポレーション社長 菊地敬一さん-

「作家にして、西武デパートの元経営者の辻井喬氏だって、
 失業対策で大型車の免許を取っておいたというし、
 現天皇だって、皇室は自分の代で役目を終えてしまうかも知れないと悲観し、
 タイピストに転職しようかと真剣に考えたことがあったそうだ。
 もうしばらく迷う猶予はあるだろうから、また転職話を肴に酒を飲もう。」
            -be 文豪書簡「最近リストラされた友人へ」より 作家 島田雅彦さん-
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする