風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

アイドル

2005-06-01 | 風屋日記
昨日の補足・・・
そんなことばっかやってたので、学校の勉強は当然してない(笑)
同人誌を作ったのは高校3年の秋頃。
ようやくできた同人誌を持ち、得意げに国語の先生に見せに行ったら
「おめーら、今そんなことやってていい時期か?」とけんもほろろだった。
そりゃそーだけどさぁ・・・。

ということで、昨日の文章を読み返してみると・・・カッコイイ(笑)
あまりにもカッコよすぎる記述だったかなー。
いや、書いてあることは決してウソではないけど、
当然書いていないこともたくさんあるわけだ(笑)
今日はそんな話。

高校2年から3年になる春休み、
私と親友は東京の予備校の春期講座を受けるために上京した。
前年の浪人生が全員出ていった後の予備校の寮に住まい、
約10日間行われる春期講座に申し込んだ理由は・・・
もちろん10日間の東京生活を経験するためだ(笑)
講議には出たが、あとはあちこち探検して歩いたものだ。
吉野家の牛丼を知ったのもこの時だ。

ある晩、寮の1室に何人かが集まった。
私と親友、そして寮で知り合った何人かの高校生達。
スナック類を並べ、各種飲み物(笑)を持ちながらも沈黙している。
まん中にあるラジオからは女性の声と大きな歓声が流れている。
~私達は私達自身の翼で飛び立とうと思うのです~
私達はみな一様に押し黙ったまま、ラジオの音声に耳を傾けている。
~みんな、本当にありがとう!!~
・・・そう、この日は
キャンディーズの解散コンサートが後楽園球場で行われていたのだ。
「私の」ランちゃん最後の日だった(笑)

ハイ、キャンディーズ聴いてました(^^;
さすがにレコードを買ったりはしなかったけど、
きっちりエアチェックは怠りなかった。
特に「年下の男の子」と「わな」がお気に入りだったなー。

解散コンサートの翌朝、
傷心の思いで登校すべく、駅へと向かった私の目に
レコード店の店頭にあった新人歌手の等身大ディスプレイが映った。
ランちゃんの引退でポッカリ空いた心の隙間にスルリと入り込んできた彼女。
それが私と同い歳の新人アイドル石野真子だった。

お陰で今でも「失恋記念日」の振り付けが分かるし、
「ジュリーがライバル」を飲み屋のカラオケで歌って顰蹙を買ったことも(笑)

石野さん、今も女優としてそこそこ頑張ってるね。
その姿は励みになるけど、今さらアイドル時代の歌を歌うのはちょっと・・・(^^;
コメント (16)
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