アゲハやオオムラサキなどの蝶やスズムシやコオロギなどの昆虫は 好きだが、それは地上で飛んだり 草叢で鳴いていたりする”成虫”のこと。土の中で過ごす幼虫時代のそれではない。
このところコオロギ食や昆虫食が話題になっている。あの茶色系の黒っぽい姿や翅をすり合わせてキレイな鳴き声を奏でるハネ(翅)や長い脚髭のコオロギやスズムシなどを、”食べる”気にはならない。
コオロギは、キリギリス亜目コオロギ上科やコオロギ科に分類されるらしいが、スズムシやマツムシなどを外して エンマコオロギ、ミツカドコオロギやオカメコオロギなどを「コオロギ(亜科)」とする人も多い。
一方 最近は、コオロギの鳴き声の「キリキリキリ・・」を”キリギリス”の 擬声語として表示するらしいのだが、これはカマドコオロギだと頑張る人も多い。枕草子の昔から表現されている「コロコロコロ」や「ヒヨヒヨ・・」などこそ、日本人が身近にしているエンマコオロギだという。
タイなどでは 昔からコオロギを代表的な昆虫食としてよく食べているというが、最近世界的に話題になっている昆虫食や「コオロギ食」は 牛、豚、鶏などの代替として、地球環境によく 養殖ができ コスパがよい”タンパク食”として期待されるからだという。
その姿のままやから揚げなどにして食べるコオロギやコオロギせんべいなどにいいのは、フタホシコオロギのようだが、近年昆虫食として話題になっているコオロギは 食用ヨーロッパ イエコオロギで、美味しい昆虫食やコオロギミクス食品として世界の注目を浴びている。 (了)
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