吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

花の色(気)で9区分してみたモダンローズ(?)閑話

2019年06月20日 | Weblog
「ラ・フランス」(1967)あたりを境に、前をオールドローズ後をモダンローズというらしいが、私たちが観賞する薔薇は、ほとんどモダンローズのようだ。わたしは、見てすぐ確かにできない。梅雨どきの紫陽花の花の色も多彩だが、薔薇もアジサイ以上に多彩。真っ赤な花のバラから、オレンジや黄色、紫や青に加えて真っ白な花のバラもある。色合いや花弁の形や花の香りなども加えると、何千を超えるのかも知れない。


それぞれ名前もいろいろ。イギリスやフランスなどヨーロッパなどの産地や交配産出者(企業)が名づけたものから、日本や中国やその他の国が名づけたものなど多様。カタカナ表示や日本語表示などバラの数だけある。多くは、産地や交配開発者などを連想させる名前が多いが、王女や有名人などの名をいただいた名前も多い。日本人のわれわれに馴染んでいるバラの名前は「プリンセス ミチコ」(オレンジ色の花)だが、「プリンセス アイコ」(ピンクの花)や「マサコ」(淡いピンク花)などもある。



①真っ赤(真紅)な薔薇の代表は「パパメイアン」。典型的なダマスク モダンの香りを濃く放つ”黒バラ”の代表でもある。②鮮やか(赤紫)な薔薇の代表は、有名な「ウィリアム・シェークスピア」(2000)、どちらかといえばオールドローズ名花の代表(?)。これより赤を抑えた③紫系赤もある。代表は、香りが強いダマスク・クラシック系の「センテッド エア」。一括りに”ピンク・バラ”と言ってもよさそうだが、色味から2つに分ける。④薄い赤味よりのピンク薔薇と⑤白青系のピンク薔薇だ。④の代表は、ほのかな香りの「クィーン・エリザベス」、⑤の代表は、甘さを抑えたスパイシーな香りの「セプタード アイル」や甘いかおりの「マサコ」だ。




薔薇の花色は、赤やピンクばかりではない。「プリンセス ミチコ」に代表される⑥オレンジ(橙)色の花の薔薇やハイブリッド・ティ王者の黄系薔薇の代表⑦黄(黄金)色の薔薇「ゴールデン メダイヨン」および「シャルル ド ゴール」に代表される⑧青紫色の薔薇や⑨真っ白な花の白薔薇などがある。白い花のバラの代表は、「ジョン・F・ケネディ」や「プリンセス オブ ウェールズ」など、ほのかなグリーンノートの香りのホワイト・ローズだ。



薔薇や主にモダンローズを、花の色見だけで このように9区分してみた。何かの手助けになれば幸いです。
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