吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

九州熊本南部発「2020年7月豪雨」の列島縦断

2020年07月13日 | Weblog
2020年7月4日未明から5日にかけての熊本県南部の豪雨は、球磨川の大氾濫などを中心にする泥流浸水による災害。気象庁は警戒レベル最上級のレベル5”大雨特別警報”を、熊本、大分および九州北部の福岡、佐賀、長崎ほか九州全域に発出。各地に避難指示が出された。6日午前現在、熊本県は南部球磨川流域を中心に160か所の避難所に約2,000人が避難している。


特養施設千寿園の14人を含め球磨村での死者23人および人吉市で19人、芦北市の10人や八代市など球磨川流域の市町村での9人の死者を合わせると熊本県計で61人の死者。これに福岡県大牟田市(2人)や大分県日田市・由布市(5人)などを加えると、九州全域での被害死者は合計69人になる。ほかに、行方不明者が13人いらっしゃる。


気象庁(?)が命名した今回の豪雨「令和二年7月豪雨」をもたらした梅雨前線やいわゆる線状降水帯は、7月4日より一週間経った今(7/12)も列島を縦断している。発達し、停滞し、日本列島各地に豪雨を広げている。九州南部から北部や大分県域の河川豪雨氾濫災害をもたらし、中国、四国から本州は岐阜や長野から、東北の青森県域にまで、大雨豪雨域を拡げている。


今回の2020年7月豪雨は激甚災害に指定されたというが、新型コロナウイルス感染災害なども同様、自然災害や大きな被災時にどのような政府行政の”手当”があるかが、その国の成熟度にも重なる。地域地域や市町村落の住民集落の人々同士のつながりや連帯なども、被災時の時にわかる。災い転じて、住みやすい集落づくりのレベル向上に努めてほしい。

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