吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

春の深まりを報せる”さくら前線”の閑話

2022年03月29日 | Weblog

わが国 日本には、季節や自然の”移ろい”を感じさせる四季がある。春・夏・秋・冬がある。生きものや自然の生気が感じられる3-4-5月。汗する人々の活気の6-7-8月や 作物の収穫や山々の木々の多彩な成熟を観賞する9-10-11月。そして 温泉や温かい食べ物でカラダを癒す12-1-2月。

年が新しくなって 2月になると節分や立春(2/4)が来て、雨水(2/19)や啓蟄(3/5)になり 春の兆しが感じられ、彼岸に入り春分の日(3/21)になる。”春”を代表する日本の木花”さくら(桜)”の時節になる。2月に入ると、寒緋桜と大島桜の自然交雑種といわれる(本州)早咲きの河津桜が、伊豆地方辺りに 薄緋色の花を咲かす。

わが国で一番早く沖縄で咲くカンヒザクラ(寒緋桜)は、1月下旬から2月上旬に開花し 立春や雨水を知らせる。2月中旬には、この寒緋桜や交雑種の河津桜など 緋色系のさくら(桜)が 伊豆など東海地方で開花、観光で花見の人々に”春来る”を報せる。

寒緋桜(緋寒桜ともいう)→河津桜→(彼岸桜)→ソメイヨシノ(染井吉野)→大島桜と ”さくら前線”が北上するが、このあとも 里や街のハザクラ(葉桜)や里山のヤマザクラ(山桜)などと、シダレザクラや多くの"さくら”を見せてくれる。

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