吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

何をおいても、ストップ ザ地球温暖化が喫緊の課題!

2021年08月30日 | Weblog

中山間地農家出の自分。梅雨が終わり 夏季になると多い雷。よく「雷が多い年は 豊作」と聞いた。雷がよく落ちる田畑は、稲であれ大豆であれ 作物がよく育つという。雷は、空中の窒素を窒素酸化物に変え これを雨が土壌に運び、この成分が作物を成育させるのだという。

実は、雷によって起る光を稲妻と言って区別しているが、これは雷による光(イナズマ)が ”稲をよく実らせる”ので、「稲」の「妻」というようになったのだという。

しかるに、この雷も(ゲリラ)豪雨も、積乱雲の仕業。海面や地面との温度差や上昇気流や電位差がもたらす結果。地球温暖化の結果ともいえる。このところ多い気温上昇がもたらす森林火災や人間社会で起る火災や地域紛争などでの爆撃や人工構造物の建設や破壊などでの爆破なども、ダイレクトに上昇気流による積乱雲を発生させたり 雷や豪雨になる。

IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告書によると、ここ100年の地球全体の平均気温の上昇は、0.74℃。向う数十年で二酸化炭素や温室効果ガスを大巾に削減させない限り、地球温暖化は 今世紀中に1.5℃~2.0℃上昇すると警告している。

2007年のIPCCは、地球温暖化に伴う気候変動として、地球上のほとんどの陸域で 寒い日や夜の減少と温度の上昇ならびに継続的な高温や熱波頻度の増加が確実になると警告。加えて、強い熱帯低気圧活動の増加や干ばつ地域の増加およびほとんどの地域での大雨頻度や大雨降水量の相対的増加が起る可能性が高いと言っている。

さらに、2021年8月9日のIPCC報告書は、「人間の影響が 大気、海洋及び陸域を温暖化させてきたことは、疑う余地がない」と報告。19世紀までの100年、年々の変動はあっても ほぼ横這いだった地球(北半球)の気温が、20世紀に入り急上昇(1℃前後)と警告している。この間、日本の平均気温は(100年で) 1.2℃上昇しているのだ。

近年における真夏日や猛暑日の増加や熱帯夜の増加と、大雨豪雨による洪水や土砂土石流災害および森林火災など、明日にでもストップさせなければならない。脱炭素やカーボンニュートラルとか温室効果ガス削減やグリーンディールやサステナビリティの向上などと言っている時間はないのだ。

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