吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

少し”あいまい”がある社会がいい!

2019年07月08日 | Weblog
7月7日(2019)日曜日の「朝日新聞グローブ」の見出しが、大きく『評価なんて ぶっとばせ!』だ。記事内容は、評価社会化とAI社会化。多分に公平や平等社会化のためには、ビッグデータやAIによる評価や科学をもっての、組織や社会づくりを容認した記事概要のように思った。わたしは、好まない。


本能的動物的に争い競争しつつ、物々交換や同価値交換を求め平等や公平を探求してきた人類。不平等や格差にならないようにするには、公平で誰にも納得される評価が必要と、科学や評価方法を探究してきた。科学の進歩や技術革新が人間社会の主題になった。そして、AI社会化に向かっている。


人ひとりひとりの特質や好みが違う。科学や医療をもってしても”人の健康とは何か””健康の約束”も出来ない人類。万人の個人固有データやビッグデータをもってしても、人々のひとりひとりの好みや望みおよび健康などを約束できない。最終解のない”最適”を求め続ける愚をやめ、次善やあいまいの残る社会でいいと思う。


一人ひとりの好みや希望や求める価値が違うのだから、少々の不平等や不公平が残っても、お互いが少々の”あいまい”を受け入れようではないか。100%誰もの公平や健全は、ないのだから・・・。

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