吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

「”コロナ”で地球がキレイになっている」というー朝日新聞Globe 8/1No.232

2020年08月03日 | Weblog
世界的に感染拡大するコロナ(COVID-19)で、地球がキレイになっているという。空気や水や海や山など、地球環境の”汚れ”が改善されている。人々の健康や各国の経済を壊している”コロナ”が、地球(環境)を健康にしているという(朝日新聞Globe8/1No.232)。


世界で最もコロナ(COVID-19)の感染拡大が著しいアメリカ(感染者456万人、死者15.3万人/2020年8月1日現在)は、ロスアンゼルス(LA)の空気がキレイになり、高層ビル群の向こうに見る雪山がくっきり映える今だという。大気汚染が深刻なインド(感染者170万人、死者3.65万人/8.1.2020)のニューデリーやムンバイなどの大都市の空気がキレイになり、ヒマラヤ山脈がくっきり観られるという。


世界で最初に新型コロナの感染をみた中国の工業都市武漢も、2020年1月の都市封鎖が奏功して、工場や街や人々の活動が止まり、PM2.5などの濃度も下がり空気がとてもキレイになったという。イタリア(感染者25万人、死者3.5万人)有数の観光都市「水の都」ベネチアでは、運河の水の透明度が増して、回遊する魚の群れが鮮明にみられるという。


世界各地の空気や水がキレイになったという情報が届く日本(感染者3.9万人、死者1,026人)も、例外ではない。大気のキレイ度を示す指数CII (NICT)による2020年3~5月の指数は、過去5年各月の数値をいずれも上回っている。人々の外出自粛や3密を避けマスクをし、人と人のデスタンスをとって行動する新しい生活様式が浸透したせいではないかと言われる。


コロナ感染拡大防止と社会経済活動の両立と言ってGoTo 〇〇を頑なにする政府だが、多くの人々は、 まずは拡大するコロナ感染拡大抑制や防止施策を十分にし、地球環境の持続可能性を維持向上させつつ、成長性ある新しい経済社会の姿を探求し施策化するという政策を期待していると思われる。
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