吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

この10(9)日間の日本のコロナ感染拡大は、世界平均の2倍!

2020年08月22日 | Weblog
2020年8/11~8/20の9日間の日本のコロナ拡大は、そら恐ろしい。世界平均の人口10万人平均感染者の増加は、+31人で率にすると+11.6%だったのに対し、日本は同41人(8/11)が49人(8/29)と+8人増の+19.5%。約2倍だ。

もちろん、全体(累計)感染者数は、世界2,241万人(8/20現在)に対し、日本は6万人(8/20)と約2.68%。世界の総人口75億人に対する日本の総人口1億2,500万人は、1.67%だから、相対的には日本の平均コロナ感染者は、世界平均の1.6倍になる。

総感染者553万人のアメリカは、人口10万人当り1,701人と日本(49人)の35倍。2位のブラジル(346万人)は、同1,648人で日本の33.6倍、3位のインド(284万人)はは同214人で日本の4.4倍となるが、この10日間の人口10万人当り感染者数の増加をみると、アメリカ+8.6%、ブラジル+13.1%、インド+25.1%と、インドを別にするとアメリカも含め、ブラジルやメキシコ(+11.4%)や南アフリカ(6.5%)などは、日本(+19.5%)より低い。

ひるがえって、日本におけるこの10日間のコロナ感染拡大をみると、全国全体平均の増加(+19.5%)レベルの増加に留まっている地域(都道府県)は、東京都(+14.4%)、千葉県(+19.4%)、兵庫県(19.4%)などで、この10日間(8/11~20)最も感染者を増加させている府県は、埼玉県の+50%と沖縄県の+45%を突出させて、神奈川県の+27%、大阪府と京都府の+25%、福岡県(+24%)や愛知県(+22%)
などが、大きく増加している。

このような感染状況は、素人目には”まだまだ収まりそうにない感染”と映るが、政府や専門家の方々は、言うことがバラバラ。いくつかの自治体の首長は「収まりなど展望できない」というし、専門家会議の長は「感染は、ピークにある」と言い、政府はGo To 〇 〇を拡げることばかり示唆する。

とまれ、この10日や一か月をみると、全国では一日概ね1,000~1,500人の新規感染者。一見”世界外国と比べ、大きくなさそうにみえる”が、東京都の日々の新規感染者300人強や大阪府、愛知県、福岡県および沖縄県の100人を前後する感染者の増加や情況をみるに、とても感染第2波、収まり兆候にあるとは見えない。できる自粛をつづける。
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