吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

人も色々、国も色々、豊かさや幸せもいろいろ。

2013年09月01日 | Weblog
人々の豊かさも、どこに生まれどこに住んでいる(国)かで、大きくちがう。一日1ドルか2ドルの国民一人当たりの(国民)所得の国もあれば、一日100ドルから130ドルぐらいの国もある。エチオピアやバングラディッシュなどの低所得国家の国民一人当りの年間所得は、400から700ドルだが、ドイツや日本など高所得国家のそれは、40,000ドル前後もある(アメリカは47,000ドル)。

このような格差が、どのようなことを理由にできるのか一概に理解できない。国の人口や国土面積によるのか、工業化や近代化や農業技術などの進歩の差が、その国の所得レベルを規定しているのか、わからない。世界で最も広大な国土面積を有しているロシアですが、人口は14,000万人と日本(12,500万人)と同じ位だ。そして、ロシアの一人当たり国民所得は、約10,000ドルと日本の4分の1ほどだ。

世界には、日本の1市町村ほどの面積もない小さな国(面積)もある。超小国のバチカン市国やモナコを別にしても、ジャマイカ、バハマ、コソボなどのように国土面積が超小さな国もある。このような国の人々もそれなりの暮らしをしている。高所得国家グループに入る日本やドイツやイギリスの国土面積は、インドやアルゼンチンなどの10分の1、アメリカやブラジルの20分の1の国土面積なのだが、一人当たり国民所得は上位だ。

面積や人口、人口密度や農地面積だけでは説明できない国の所得レベルや人々の暮らし。近代化や経済の発展などだけでも説明できそうもない豊かさ。豊かさや幸せをどのように思うかは、人により国によって大分違うようだ。
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