ただいま(2012年現在)の世界総人口は約70億人。2050年の世界総人口が、93億人ほどと予測されているから、平均年6000万人ほどの人口(自然)増がつづくものと推定されている。日本(12500万人)の半分ほどの人口が、毎年増加していくというのだ。人口減少プロセスに入った自国の傾向からは想像も出来ない。
限られた土地、限られた農耕地の地球人口は、まだ増加傾向中なのだ。いまでも食料や栄養失調と飢餓がつづくアフリカ諸国などを含め、世界の食糧危機は2050年を待たない。日本、イタリア、ドイツなどの人口減少過程に突入している国の高齢者(65歳以上)人口率は、ただいま25~30%。2050年あたりには、40~45%(日本=45%)になるといわれる。
高齢人口社会化がすすむ国は、日本、イタリア、ドイツに限らない。イギリス、スエーデン、アメリカなども、2050年ごろには30%前後の高齢者人口率になるとみられる。ただいま(2010年)の中国やアルゼンチンなどの65歳以上高齢者人口率は5%前後だが、これら2国でさえ、2050年には25~30%になるとみられている。
人間の寿命が長くなることは大変喜ばしいことだが、急激な人口増と高齢化に対応できる社会モデルはまだない。世界平均での65歳以上高齢者人口比率が、ただいま10%だと言ってノンビリ構えるゆとりはない。2050年世界平均で20%、日本やドイツなどは40%を超える高齢者(65歳以上)人口率になるのだ。40%の高齢者と10%の子供ということは、一人が二人分働かなければならない世の中が、世界レベルになるということ。どのように平均生産性を2倍にするかの社会的知恵が問われるのだ。
限られた土地、限られた農耕地の地球人口は、まだ増加傾向中なのだ。いまでも食料や栄養失調と飢餓がつづくアフリカ諸国などを含め、世界の食糧危機は2050年を待たない。日本、イタリア、ドイツなどの人口減少過程に突入している国の高齢者(65歳以上)人口率は、ただいま25~30%。2050年あたりには、40~45%(日本=45%)になるといわれる。
高齢人口社会化がすすむ国は、日本、イタリア、ドイツに限らない。イギリス、スエーデン、アメリカなども、2050年ごろには30%前後の高齢者人口率になるとみられる。ただいま(2010年)の中国やアルゼンチンなどの65歳以上高齢者人口率は5%前後だが、これら2国でさえ、2050年には25~30%になるとみられている。
人間の寿命が長くなることは大変喜ばしいことだが、急激な人口増と高齢化に対応できる社会モデルはまだない。世界平均での65歳以上高齢者人口比率が、ただいま10%だと言ってノンビリ構えるゆとりはない。2050年世界平均で20%、日本やドイツなどは40%を超える高齢者(65歳以上)人口率になるのだ。40%の高齢者と10%の子供ということは、一人が二人分働かなければならない世の中が、世界レベルになるということ。どのように平均生産性を2倍にするかの社会的知恵が問われるのだ。