吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

大山(?)鳴動して鼠一匹の民主党にまた希望。

2011年08月29日 | Weblog
民主党の新しい代表が決まった。日本の新しい顔としての総理でもある。唯我独尊は釈迦にあらずと、思いつきの有言不実行を重ね、これをねじれ(国会)と周りのせいにし、”ひとりよがり”をリーダーシップと思い込み経過した450日。菅(首相)政権が頓挫勇退した。29日(月)、新代表が野田佳彦氏(54)に決まった。

一時は10人を超える候補が名乗る与党民主党の代表選。未曾有の国難に遭遇している日本の舵取り総理を全身で受けると、われもわれもと意欲する。最終的に8月27日(土)の告示に立候補したのは、海江田万里経済産業相(62)、前原誠司前外相(49)、野田佳彦財務相(54)、鹿野道彦農水相(69)、馬淵澄夫前国土交通相(51)の5人。

つい昨日までに取沙汰されていた候補者は、この5人と小沢鋭仁元環境相(57)、樽床伸二元国対委員長(52)、平岡秀夫総務副大臣(57)、平野博文元官房長官(62)と輿石東参院議員会長(75)や西岡武夫参院議長(75)の総勢11人だ。ただいまの与党民主党の姿の一端が見えよう。そして、土日を挟んだ3日後の2011年8月29日(月)、事実上のこの国のリーダー民主党代表が、民主党全国会議員395人で選出された。得票215票の野田佳彦(54)新代表だ。

2010年6月8日発足した菅内閣は、迎えた参院選向けマニフェストにつづき消費税10%を言い、これを後退させ、社会保障との一体改革などと、強い経済・強い財政・強い社会保障のビジョンも示さず迷走。9月17日からの菅改造内閣後も小沢グループだ反小沢主流だと与党内は”一体化”出来ず、そして夢想もせずの311東日本大震災と福島第一原子力発電所の崩落事故に遭遇した。

それから5か月と20日経っても、復旧復興の兆しも道筋も見えず迎えた8月29日の与党民主党の代表選挙。OZAWA原点党と亜流民主党の争いの結果の新代表は、野田佳彦氏(54)だが、亜流などと言わせない新本流民主党をつくってほしい。非政党政治の不作為迷走などと言わせないと約束して欲しい。全員野球と言って、志を後退させないで、この国の復興と人々の生活第一を目指して欲しい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする