吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

地上デジタルTV放送移行一ヵ月のテレビ視聴の感想

2011年08月17日 | Weblog
2011年7月24日の地上デジタルTV放送完全移行からそろそろ一ヵ月。何がどう変わったのかの印象がない。番組を視聴しながら、ニュースや情報をとることもできるよ。画像と一緒に文字情報にも触れられるよ。とにかく、高画質で高音質だよ。とにかく画面がキレイだよ。などと言われた実感もない。

番組や放送の内容が高品質になるというハナシはなかった。約束されたことではないのでガタガタ責める気持ちはないが、何とも放映番組の内容品質がオサムイ感じのこの頃だ。テレビ放送がBWからカラー放送になった頃のあのアナログ放送の番組品質感や感動がない。

毎回同じ展開の勧善懲悪番組「水戸黄門」が消えた。カラー・アナログ番組代表のこの番組を高品質の典型だなどというつもりはないが、ストーリーがアッチムイテホイの最近のドラマ番組よりはスッキリする。肩がこらない。興味のないモノ売り通販番組を延々やられるよりはよっぽどいい。

デジタルになって増えた番組の代表は、通販のそれのようだ。同じ在宅の中高年主婦層をターゲットにした韓流ドラマにも食傷を感じる。水戸黄門と同じだろうと責めるだろうが、”国籍”が違う。この通販や韓流ドラマについで多いのが、クイズやB級グルメならぬ食べもの番組かと思ったら、意外や番宣なども多い。

これら以外に目立つ番組といえば、スポーツ中継やドッキリ・サプライズ番組と芸能バラエティ番組などだ。高品質番組イコール文化教養番組などと思っているわけではないが、あまりにもグレード品質志向を忘れたこの頃のテレビ番組を見るに、地上デジタルの高画質、高音質や多重双方向性などイコール高品質とお思いなのではないかと疑う。

画像や音がないとさびしいと、BGM代わりの我が家の地上デジタルTVだ。何とか地上デジタルTVにふさわしいクオリティ番組を構想放映してほしいと願う。
コメント (1)
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