吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

熱中したいシンドローム

2011年07月17日 | Weblog
むかし、30℃を超える気温はめったになかったように思う。自分が関東は北の方の田舎に暮らしていたからかも知れない。この東京に暮らすようになって50年だが、東京でも35℃を超える猛暑など昔はなかった。身を持って思う地球温暖化なのか。

近年は、平気で35℃を超える。ときどきは、37~8度と体温を超えることもある。熱中症がシンドローム的だ。熱中症を警告する(高温注意報)天気情報や予報が、電力(需要)予報と一緒にテレビに出る。熱中症にもいろいろな種類というか症状がある。熱失神、熱痙攣、熱疲労、熱射病などだが、症状や(対処)手当てが違う。

熱波により起こるものは、このところ多いお年寄りに多い。高温環境で主に幼児がかかる熱中症もある。熱暑の労働や戸外活動で働く人々がかかる熱中症も、主に都会で多い。若い人たちは、炎天下のスポーツでかかる。適切な水分や塩分をとる程度では、クリアできない。救急車を要請するタイミングも大事だが、熱くなったカラダの冷却方法などを勉強しておくことも大切だ。

熱中症(heat attack)とフクシマ放射能(被曝)で喧噪された2011年の夏だが、このような世情と暑さが何かに”熱中すること”(be really into)を妨げる。シゴトも寄るトシが熱中させない。政治や正義にたいしても、冷めたココロが熱中させない。趣味やボランティアなどにも集中できない。熱中できない、夢中になれない自分の日々を責める。

熱中症にばかり熱中するようでは日々の意義を感じられないと思うが、この熱暑が、わたしをボーッとさせる。熱中対象の探索と集中探求が、わたしの2011年か・・・。(了)
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