吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

薔薇でも香りでも、興味方向はロジスト(logist)。

2008年06月16日 | Weblog
 わたしは何でもロジー(何々学、何々論指向)だ。人間や生活に興味を持つから生態学(ecology)思考がつよいが、どちらかというと生活や行動やその現在に関心があるから現代学、今和次郎先生の考現学(modernology)に近い。現代社会の人々のライフスタイルや文化に関心がある。

 まだ加齢臭を気にするトシでもないと若ぶっているが、今年の娘からの誕生日のプレゼントは、ARMAND BASI IN BULUE (オードトワレ)だ。最近の自分がバラの香り(フレグランスやアロマ)などに興味を持っていることを知ってだろうと、勝手に解釈している。やはりトシへの気づかいなのかもしれないが。

 アロマセラピー(芳香療法)ばやりだが、自分にはなじまない。特別理由はないが、何々セラピーというもの全般に馴染まないのだろう。アロマセラピー、森林セラピー、カラーセラピーあたりは受け入れても、ペットセラピー、アートセラピー、禁煙セラピーやしあわせセラピーあたりが出てくると、もうダメだ。セラピーやセラピスト、何々療法士が馴染めなくなる理由だ。

 何々ロジーならなぜ馴染むのかと言われればわからないが、明確ではないにしても、何々論や何々学にしていろいろ研究し、体系化や理論化を試みている指向がいい。香り学アロマコロジー(芳香学)に興味を持つ理由だが、アロマコロジー(aromacology)は、正確には芳香心理学なのだそうだが造語だ。アロマ(aroma)と心理学(psychology)をあわせた造語。自分は何も心理学的分野にフォーカスしているわけではなく香り学(化学や心理学にこだわらない)なのだが、それは自分の問題でどうでもいい。

 安易に何々ロジーというと、それも困る。アストロジー、アンドロジー、サーモロジーにダイエットロジーと何でもロジーになる。ただ、香りにかかわることを薔薇にフォーカスして整理したり、科学したり、生活化したり、文化化や体系化していきたいと思うのだ。途中で断念したりすることもありそうだが。ジェントロロジー(gentrology)まがいのようにならないことを祈る。
コメント
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