吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

10年経っていないのに、アラサーのつぎのアラフォー騒ぎ。

2008年06月04日 | Weblog
 ファッションやマスコミの皆さんのターゲット(標的)探しはすさまじい。時には、ターゲットを創造する。流行やトレンドや記事の材料をつくる。トピックスやニュースや情報に社会性や時代性を付与する。多くの人々の関心や興味を得るためだ。トレンドにも、アートにも、人々の暮らしや今日の行動にも、ターゲットが大事というわけだ。

 つい2~3年前のアパレルやファッションおよび女性誌などのターゲットは、アラサー(30歳前後)だった。その彼女たちはいま30代半ばで、第一子の子育て真っ最中だったり、日々派遣社員で忙しく働いていて結婚かシングルライフかの悩みの真っ最中だ。ビジネスやマーケティングのターゲットには、少々難ありなのだ。

 ここにきて、アラフォー(40歳前後)。先のアラサーが、団塊ジュニアなら、ただいまのアラフォーは、プレ団塊というかエコノミックアニマル世代を親にしている。主張がすぎるとか注文ばかりなどと言われているが、いわゆる総合職やプロやスキルなどの上昇志向の彼女(彼ら)たちは、知的好奇心でも暮らしでもレベルアップ指向なのだ。

 プリクラ、コンテンツ、カラオケなどの世の中を潜り抜け、パソコンやデジタルとそのソフトやスキルを手にしてレベルアップしてきた彼女たち。未婚か非婚かとか生涯シングルかなど親や世の中の指弾をうけても、自己と自信の確保に懸命なのだ。

 少々フトコロがあたたかいということで、一所懸命汗した成果を企業のマーケティングなどに簡単にとられてたまるかと思うが、世の中や上昇に強い関心を持つ彼女たちは、やはり格好のターゲットのようだ。自己研鑽や知的興味およびファッションや身の回りの服飾などについての関心が最も高いアラフォーのようです。
コメント
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