ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和20年-戦時中の職業名

2008年10月03日 05時45分35秒 | Weblog
 戦時中の社区(現加東市社)の文書の中に、「鶉野出役戸数調査資料」(昭和二十年一月十日各組長報告)が綴じられています。
 鶉野出役とは、鶉野飛行場(現加西市)への勤労奉仕作業のことですが、各組長から提出された報告には、氏名、家族数、職業などとともに○、×が記入され、出役の可否が報告されています。その職業名を見ていくと、今とは違って、軍需工員や徴用工、勤労挺身隊などの職業名があり、戦時中の様子がよく伝わってきます。
 また、官公署関係や当時臨海部から疎開してきていた軍需工場などの名前もあり、この地域の特徴を伝えています。
 
警官 運転士 電気架線工夫 応召 配給所員 軍需工員 食料品店員 徴用工 旅宿業 木工 官吏 軍需工員 電気会社院 郵便局員  鉄道員 キルク工 豆腐職 相生造船所員 公吏 宣教師 農 教員 日本工業員 大工 植木職 神姫自動車 社高女教諭 裁判所書記 社税務署長 郵便局長 陸軍司政官 医師 食料品組合 満州帰り 軍人 産業戦士 勤労挺身隊 税務署 県農会郡支部 会社員 学生 配電社営業所 事務員 徴用工川崎北播 湯屋業 地方事務所 滝野川崎 飲食業 女教員 電気会社課長 旭産業職工 煙草販売業 出征中 役場吏員 ブリキ職 歯科医 祈祷師 公会堂守 地方事務所小使 洋服ヤ職人 社警察署長 自動車業 文具商 畳組合加東支部長 社軍需木工株式会社工員 阪急航研工員 ミシン裁縫業 酒造組合事務員 銀行員 新聞記者 煙草工作組合事務員 専売局販売所長 錬成場職員 活版工 日本利器職工 米穀配給員 精肉業 精米業 

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