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本棚を整理していると、和紙の絞り染めを表紙にした冊子がありました。
「唱歌」と筆書きされたこの冊子は唱歌集で、大学生時代にサークルの合宿でもらったものです。
開いてみると、26頁にわたり、78曲の唱歌の歌詞が書かれています。季節、人物に分類され、春から冬の四季を歌ったり、二宮金次郎や櫻井のわかれ、など偉人の歌がありました。活字ではなく、ガリ版刷りの手書きの印刷で、美しい文字でした。
合宿の中で、参加者と一緒に歌ったことが思い出されました。その一つ、日露戦争の203高地の激戦のあと、乃木将軍とステッセル将軍が会見した水師営の会見を歌った「水師営の会見」も懐かしく、中学校の社会科の教師時代には、歴史の授業で「旅順開城約成りて・・・」と歌って聴かせたこともありました。
この歌集を手にみんなで歌ったあの時から、約50年の歳月が流れたんですねえ。
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