One-Leg Playerの奮闘記

障害を持っていても松葉つえ1本でいろんなスポーツにチャレンジしています。

新海誠監督の描写の原点と一歩踏み込んだ思い!?

2019-08-12 09:07:49 | エピソード

蒸し暑い寝苦しい朝を向かへ、偶然TVを付けると「インタビューここから新海誠」が放送されていたのです。

アニメ映画「君の名は。」から3年が経ち、新作の「天気の子」が全国で公開中の中で、その特徴的な空、雨、建物の緻密な描写は、新海マジックとも言われています。

実物より美しいと言われる描写の原点は、新海誠監督の育った長野県小海町の自然にあった。

故郷の四季折々の風景、香り、たたずまい、静けさ、人の和を、日本文化に根差した美の心を大事に育み、都会へ出て来た新海誠監督が、天気の子の作品を通して、今の10代・20代に届けたいメッセージは、2016年の暑かった夏あたりから激しく変化している気候現象を、大人たちにとっては憂鬱な異常気象かもしれないけど、これからの人生を生きていく若い世代の人たちの気持ちに寄り添い、もう一切そういう言葉は口にしないし、気にもしていなくて、それを軽やかに乗り越えて力強く走り抜けて行って欲しいと言う想いを新海誠監督は「天気の子」で伝えたかったようです。

そう考えてみると、私たちも10代・20代のときは、天気がどうのこうのや健康がどうのこうのなんて、これぽっちも気にしなかったし、何でも自由に選べて自分が目指す目標に向かってひたすら突き進む時代でしたよね。

新海誠監督は、この作品で一歩踏み込んだ思いがあって、今回のエンターテイメント映画として誇れる点が、政治の言葉では絶対に言えないことや教科書には書けないこと、報道でも言えないことを主人公の少年が叫ぶシーンがエンターティメントだからこそ許されるし、人に届くかもしれない言葉ですと監督は語っていた。

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