今、障害者スポーツセンターの新しい種目の企画を考えているところです。例えば、①トリプルテニス:3対3のテニスでスポンジボールを使って行い、動ける範囲も限られているので高齢者や障害者の方にピッタリのスポーツだと思います。それから、②ストレッチダンス:ただストレッチ体操を行うだけではなく、座ったままで、いろんな曲にあわせて行うダンスとか、③シッティングビーチバレー:床に座ったままで、ビーチボールを使って行うバレーボールや④歩行器スラローム:脳梗塞の方のリハビリに外周歩行訓練だけでなく、車いすスラロームを想像してもらえればいいと思います(タイムは申告制を採用)。この様な楽しいスポーツを行うことによって、リハビリと体の健康管理や機能回復に役立てていただく。
これからは病気にかからないように健康な体を維持したり、現在の障害が悪くならないようにするための予防医学が注目され、医療負担の軽減に大きな役割を果たすスポーツセンターの利用頻度はさらに増えると私は考えます。