One-Leg Playerの奮闘記

障害を持っていても松葉つえ1本でいろんなスポーツにチャレンジしています。

オリンピックのメダルに一番近いパラリンピアン!!

2016-06-30 11:35:17 | エピソード

ドイツのマルクス・レーム選手(28歳)は、2003年の夏、ウェイクボードの練習中に事故により右足の膝下を切断したが、2005年にはウェイクボードのドイツ・ジュニア選手権で準優勝し、2009年にはIWASジュニア世界大会で走り幅跳びの優勝者となり、2012年のロンドンパラリンピックでは、走り幅跳びで金メダル、2015年の10月には、カタールのドーハで行われた障害者世界陸上で自身が持つ障害者(T44)の走り幅跳びの世界記録を更新する8M40をマークした。

レーム選手が2014年の7月にドイツ陸上選手権で8m24というロンドン五輪の銅メダルを獲れる記録で健常者を破って優勝したことで、カーボン製の義足のお蔭で記録を伸ばしているのではと「義足の公正性」について様々な議論が巻き起こったと言う訳です。

彼としたら「フェアじゃない」と言われるくらいなら、優勝を取り消して欲しいと申し出たが、最終的にドイツ陸連は、記録は参考扱いにし優勝は取り消さず、欧州選手権への出場権は2位の選手に与えることを決めたそうです。

レーム選手は、世界のトップ・アスリートたちと肩を並べて数センチの差で勝敗を競う、そんな緊張感のある戦いに身を投じてみたい為に健常者の大会にそれを求めただけなのに、自分が新記録を樹立する度に、「彼は義足だから」と言われることに憤りを覚える。

私の記録は、トレーニングの賜物であり、義足は「一発逆転を可能にする魔法の道具ではありません。」、そして、障害の有無にかかわらず、一流のアスリートのパフォーマンスは多くの人に感動を与えると彼は言い切る。

RioのParalympicsは、9月8日~19日までです。
日本の選手だけでなく世界のパラリンピアンの活躍ぶりを
是非この機会にご覧ください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シィッティングバレーボールの歴史とルール。

2016-06-29 14:56:02 | 障害者スポーツ

きょうのママさんバレーボール教室では、シッティングバレーボールの体験講習会が行われていて、皆さん、座って行うバレーボールは始めての体験なので、立って行うバレーボールとは違って足のフットワークが使えない分、ボールの落下地点への動きやボールの遠近感が掴めず苦労されていたみたいです。(ママさんたちのプレーを見て、また私も自信を貰いました。)

シッティングバレーボールは、1950年代にオランダで開発され、男子は1980年に、女子は2004年にパラリンピックの種目として採用されました。

バレーボールと比較してシッティングバレーボールのコートは小さく、タテが10m、ヨコが6mでネットの高さも男子が1.15m、女子が1.05mに設定されています。

ネットから2mの位置にあるアタックラインは、フロントゾーンとバックゾーンを分けるラインで、フロントゾーンにいる3人の選手のみがアタックやブロックを行うことが許されて、また、リベロと呼ばれるディフェンスのスペシャリストは色の違うシャツを着用しバックコートでプレーします。

プレー中は、いかなる場合も選手のお尻がコートに触れていなければいけません。ただし、激しいディフェンスの際は、一時的にお尻が離れることは許されています。そして、各チームは12名の選手で構成され、コート内に6名の選手が入ることが出来ます。

シッティングバレーボールは、スピード感のあるエキサイティングなスポーツで、鋭い瞬発力、上半身の強い力、スタミナ、バランス、そして戦術が求められるスポーツなのです。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

錦織、左脇腹を痛めながら勝つ。

2016-06-28 17:02:34 | トピックス

27日から始まった全英オープンテニスの1回戦で錦織圭選手がオーストラリアの最速サーブ記録を持つサム・グロス選手に6-4、6-3、7-5のストレートで2回戦へ進んだ。

2セットが終わった時点で前哨戦のゲリー・ウエバー・オープン戦で痛めた左脇腹のメディカルタイムアウトを受けるなど、これからの試合に不安を残した。

2回戦は、フランスのジュリアン・ベネトー選手との対戦が決まっており、過去の対戦成績は3勝1敗と錦織が勝ち越しているようです。

2016, Day 1 Highlights, Kei Nishikori vs Sam Groth

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何かいい事ないかなんて・・・

2016-06-26 16:32:48 | 音楽

きょうは、秦基博がまだ今のように多くの人に知られる前のLive コンサートでの「トレモロ降る夜」を聴いてください。
MCもまだ慣れていない所が新鮮な感じがして、アコースティックギターだけでじっくり聞かせるところが私のお気に入りの1曲です。

震えてこぼれそうな空を見上げてた
何かいい事ないかなんて願いかける時を待っていた
今夜なら叶う気がして

秦基博 トレモロ降る夜 Acoustic Version

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゼロから始めたパラリンピック支援企業

2016-06-25 10:53:30 | 障害者スポーツ

パラリンピックを目指すアスリートを支える企業には、それぞれやり方があるようで、選手の直接雇用や競技風景の写真を集めた情報サイトを開設し、競技者自身の視点を重視するなど、まったく経験が無いゼロから始められ様々な試行錯誤を続けておられるようです。

世界でトップを目指すには障害者アスリートも厳しい練習を続ける必要があり、海外遠征などの経済的なサポートも欠かせません。そこで、企業も安心して競技に専念できる環境を提供する為に「スポーツ専従社員」として雇用し月に1回程度職場に出社すれば良いとか。

しかし、障害者アスリートも競技を普及させ、応援して貰うためには、ある程度の結果を出すことが必要で、成績があまり良くないときは、遠慮なくダメ出しされます。その一方で社内の運動会にも積極的に参加し、車いすの試乗体験などパラスポーツの案内役も務められるそうですよ。

そこで社内にも一体感が生まれスポーツ専従社員の選手が競技する機会があれば応援団を繰り出し熱い声援を送られるという。

最近では、ビジネスの面でも障害者スポーツに関する知見やノウハウがある企業としてのイメージが顧客企業に定着し始め業務も増えて来たそうです。(日経電子版 アスリートを支える”経験値ゼロから始めたパラ支援 凸版印刷”より)

こういう障害者スポーツに理解がある企業さんが一社でも増えることを願うばかりです。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする