One-Leg Playerの奮闘記

障害を持っていても松葉つえ1本でいろんなスポーツにチャレンジしています。

パンとサーカスがはびこる日本の自滅

2011-09-30 22:25:08 | インポート

きょうは、ちょっとお堅い話なので退屈かもしれませんが、辛抱して読んでください。

ある新聞編集委員のパンとサーカスがはびこる「日本の自殺」という記事を読んでいると、今まさに、日本のおかれている状況と重なり、私なりにタイトルを付けるなら、パンとサーカスがはびこる日本の自滅ってとこですね。

ギリシャのユーロ危機を見ていたら30年前に発表された論文で昭和50年2月の文藝春秋に掲載された「日本の自殺」で、グループ1984年という政治、経済、社会学などの学識者集団によって書かれた文明崩壊の原因を分析した論文だったのです。

人類は長い歴史の中でいろんな文明が発生し、成長して、文明が消え去るのは外敵によって滅ぼされたのではなく、内部崩壊によってであると、ローマ帝国の没落に焦点を当てて分析と検証を加えている。

没落の理由を「パンとサーカスで滅びた」と表現する。広大な領土と奴隷によって豊かな暮らしができたローマ市民は、次第に働かなくなり、政治家のところへ行き、「パンをよこせ、食糧をよこせ」と要求する。大衆迎合的な政治家はパンを与えた。

働かなくなったローマ人の人たちは暇をもてあまし、円形競技場でサーカスを見るようになった。アテネでは市民がサーカスを見てやるのだから、「見物料をよこせ」と本末転倒な要求まであったという。

この論文の歴史的教訓として、1、国民が自らのエゴを自制することを忘れたこと。2、自らの力で解決するという自立の精神と気概を失うこと。3、エリート(政治家、学者、産業人、労働運動家など)が大衆迎合主義に走ること。4、年上の世代がいたずらに年下にこびへつらうこと。5、幸福を物や金だけではかること。を挙げた。

この30年前に発表された「日本の自殺」の論文を読み、日本の政治的、経済的、社会的、文化的没落の危機の大きさを痛感され、土光敏夫氏は、日本人が世界の中で冷や飯を食わされない為にも、国鉄民営化などの臨時行政改革の旗振り役に向かわせたとも言われています。

このままでは、日本もギリシャの二の舞だと思いませんか?。この国を動かしているのは、極端に言えば首相や大臣でも、政党でもなく、専門分野に精通したプライドの高い事務次官などの官僚たちなのかもしれませんよ。

政治主導とは程遠い、国会議員を操り増税を推し進める官僚たちこそ、まさにパンとサーカスなのでは...。

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ジョコビッチの覚醒。

2011-09-27 12:19:55 | インポート

2008年の全豪オープンに優勝して以来、ジョコビッチはフェデラーやナダルに勝てず3年間はランキング3位に止まっていた彼が、2011年は64勝2敗と素晴らしい戦績で、圧倒的な強さを見せつけた年だった。

その要因として、体調面の食物アレルギー(グルテン)が原因で呼吸障害になったり、腹痛を起こしたりしているのをセルビアのある医学博士がアドバイスしてくれたのを切っ掛けに、食生活の改善を図り、見事にクリアーしたのです。

精神的なアップダウンが厳しい試合を経験することにより徐々に少なくなり、家族と友人の温かい支援があったことも見逃せない点です。

そして、サーブも肘が伸びて直らなかった癖が食事療法で体がうまく動くようになり改善され、ダブルフォルトが激減したことも要因の一つに上げられる。

それと、昨年の全米オープンでフェデラー選手に勝ったことが精神的に解放され大きな自身になったみたいで、12月のデビスカップもセルビアの優勝に貢献したことがさらにジョコビッチが覚醒した要因であることを述べていた。

私が一番注目したのが、ジョコビッチのトレーニングのテーマが楽しく行うってところです。

練習の中にも遊びを取り入れ、退屈させない・飽きさせないところが共感を覚えた。

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ナダルのtraining Program

2011-09-24 14:32:28 | インポート

男子テニスのラファイル・ナダル選手が最先端のトレーニングマシン(パワープレート)を使ったトレーニング風景を今日は、ご紹介したいと思います。

このPower Plateは、前後、左右、上下のプレート上で起こる1秒間に25回~50回という速さで三次元振動が筋肉に刺激を与え、過度な負担をかけることなく短時間で体をバランスよく鍛えることができます。

プロスポーツ選手やNASAでも使われているPower Plateの加速度トレーニングが日々の健康やリハビリ、フィットネスに最近、トレーニングジムでよく利用されている。

その他にもチューブやバランスボールを使った体幹トレーニング方法やストレッチングも行っていました。

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夢のA代表チーム!?

2011-09-22 12:01:28 | インポート

ロンドンオリンピックの出場目指すサッカー男子22歳以下の日本代表の昨日のアジア最終予選のマレーシア戦は2-0で勝つのは勝ったが、決定力に課題が残ったゲームだった。

清武選手以外は、ちょっとレベルの差があるように見え、A代表入りする選手は少なかったように思える。

イングランドのプレミアリーグ、アーセナルで宮市亮が公式戦にデビューし、高速ドリブルを生かして大活躍して欲しいものです。

宮市亮選手がA代表入りすれば、ザックジャパンも楽しみになって来ました。

FW陣に宮市、永井、香川、李、MFに本田、清武、長谷部、遠藤、Backは、長友、内田、吉田、今野などの高速カウンターチームが実現すると共に、ザックジャパンの理想の3-4-3の夢のA代表チームになりそうなんだけどなぁー?。

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大反響のメリットとデメリット。

2011-09-21 12:07:18 | インポート

先日の川平教授の、「脳がよみがえる~脳卒中・リハビリ革命~」が放送されて、全国の脳卒中でリハビリで悩んでおられる方からNHKに多くの問い合わせが1000件も殺到し、反響の大きさに驚いています。

脳卒中の患者さんにすれば、長年に渡りリハビリでトレーニングをしているのに、一向に改善されない苛立ちや焦りもあったと思われ、そこに10分程度の訓練で腕や指が動くのを見せられたら、自分も診てもらいたいという患者さんの気持ちは至極当然のことのように思えた。

しかし、全国のリハビリセンターで、この促通反復療法を出来る人が実際に何人いるのか、そしてこの治療で回復の見込みのある方がどれだけおられるのかなど、いろんな課題が出て来たのです。

6カ月過ぎると保険も効かなくなり、自費で治療を行うか、自分でトレーニングするしか方法がない現状で、川平教授の鹿児島大学病院の霧島リハビリテーションセンターでも50人を受け入れ、手が回らない状態で、全国からの問い合わせもパンク状態だとか。

お近くのリハビリセンターへ川平法の治療を受けられるかを問合せ、そして、回復の見込みのある方のみ保険が効くという話しでした。

そして、半身マヒの方の治療は、腕や指だけでなく、足も行うとなると10分で済まなくなると言うことです。一人にかかる治療時間が最低でも約30分は必要となり、リハビリセンターの一人の理学療法士が担当する患者さんにも限界があり、そこまで丁寧に治療をやってくれるかと言う疑問も残る。

あまりにも患者さんの数が多いと言うことと、個人々の脳の障害の場所によって回復の度合いの個人差があることを認識しなければなりませんが、でも、この一筋の光は決して無駄にはならないと私は信じています。

何しろ諦める前に正しい治療法を学び、自分で試してみるのも良し、家族に手伝って貰うのも良し、リハセンで治療するのも良し、障害者センターでスタッフの方に相談するのも良し、まずトライしてみることが大切ではないでしょうか。

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