鳥取県が障害を持たれた方へのお手伝いとして「あいサポート運動」を2009年から実施されています。
どんな運動かと言うと、日常で障害者の方と接した時に、どうサポートして良いのか迷われる事があると思うんです。そんな時に、いろんな障害をお持ちの方へのお手伝いの仕方として予備知識があれば、気軽にちょっとした配慮や手助けが出来るのではと考えられたのが、あいサポート運動なのです。
例えば、次のような障害を持たれている方が求めるサポートには、
・視覚障害の方には、突然体に触れず前方から声をかける。
・聴覚障害の方には、手話や筆談、口話など当人の使うコミュニケーション方法を確認する。
・肢体不自由の方には、車いすの人と話すときは、かがんで目線の高さを合わせる。
・知的障害の方には、意志疎通が難しい時は、身振りを交えて、ゆっくり簡単な言葉で。
・精神障害の方には、指示は具体的にハッキリと簡潔に伝える。気持ちや努力を考慮した声掛けを。
ちょっとした心遣いで気軽にお手伝いができ、障害者だけでなく高齢者や子供たちにも困っている人が居れば、いつでも手を貸せる社会でありたいですね。(※京都新聞 2017/1/29 朝刊 障害理解で気軽に手助けより。)