歴史学者 ユヴァル・ノア・ハラリ 著書の「nexus」がAI時代に訪れる2つのピンチが私の目に止まった。
①情報に溺れる。・・・情報をインプットすればするほど正確な判断ができる時代が終わり、陰謀論が笑えないくらい愚かな判断する時代へと変貌するとハラリは言う。
分からないことが在れば、なるべく多くの情報に触れよう!という意識は改めた方が言いそうです。
その理由を2つ上げると、
1つ目は、影響力の強い情報は、真実の情報ではなく、つながれる情報だからです。
情報とは、つながりであり多くの人は情報=真実に辿り着くための材料と捉えるが、「真実」よりも「つなげる」情報にこそ影響力がある。
真実なんてどうでも良くて、人間は真実より情報で繋がりたい社会的な生き物なのです。
そして、2つ目は、 つながれる情報はAIで捏造できてしまうからです。
AIによるXのbot (投資詐欺的なヤツ)※Bot(ボット)は、事前に設定された内容を自動的に実行するプログラムのこと。
・もっと大量に、もっと人間らしくなる。
・陰謀論に対して大多数の人が、賛成している雰囲気を捏造。
・前は明らかにbotだったのに、人間との違いが分からなくなってくる。
・AIによるディープフェイクによる動画で、インフルエンサーを作り出したりする。
②人類が自滅する。・・・AIの進化で自然と自滅へ。
今後はAIがより便利にもっと進化するために、自ら生み出したAIに滅ぼされる可能性があると言うことです。しかし、ハラリ氏が曰く、未来は決まっていないと、テクノロジーやAIが進化したからと言って、自滅する未来が来るとは限らないし、個々人の向き合い方により、全く違った結果になることもあると言う。
AI🧠 ユヴァル・ノア・ハラリが情報の未来をアップデート | The Big Interview | WIRED Japan 信頼について