One-Leg Playerの奮闘記

障害を持っていても松葉つえ1本でいろんなスポーツにチャレンジしています。

糸井重里&中井貴一のボーイズトーク。

2015-08-31 16:14:44 | ドキュメンタリー

土曜日の夜、録画したコピーライターの糸井重里氏(66歳)と俳優の中井貴一氏(53歳)の大人のボーイズトークは実に面白かった。

糸井氏が思い描く理想の社訓が「やさしく、つよく、おもしろく」が彼の生き方・考え方、そのものが凝縮されているように思えた。

「上司がいて怯えているような会社があったら嫌ですよね。いろんな人に問いかけたら、必ず やっぱり、優しくされると嬉しいんですよ。」と糸井氏は言う。

中井氏は、俳優とはこうあるべきだっと頑なところが彼らしいところで、また、独りが好きなくせに寂しがり屋で、人との関わりを大切にする。ちょっと不器用な感じは受けるが、彼の誠実さは実に伝わって来る。

この二人の対談の中で、とくに印象の残ったのが部分があって、糸井氏が50代の間はまだモテたらモテたということ、60歳過ぎてからモテたときは、それは同情だと思うようになったと言う意味深な ある先輩の名言に、中井氏も胸の奥にズーンと来たと言っていたのです。

中井氏が「歳を取ったから涙もろいんじゃなくて、経験値が上がったからであって、決して歳を取ったから涙もろいって言っちゃダメだと、いろいろなものの気持ちが分かるようになったことが、涙もろくなった理由だ」と言う所で対談は終わった。

今回の二人のトークは、とてもユニークな発想やユーモア溢れる会話とシリヤスで本質を突いた部分など、最強の大人のボーイズトークがアッと言う間に1時間が過ぎ去った印象を受けた。

興味のある方は、再放送が9月2日の深夜12:00、EテレでSWITCHインタビュー達人達、中井貴一×糸井重里をご覧ください。

 

 

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病院から在宅医療への流れ。

2015-08-29 19:33:45 | 治療・療育方法

家族が病気になって、どこで療養するかを考えた時に、これまでは病院で長期入院する
ケースが多かったのが、現在は、国は治療が終わったあとは速やかに退院させ自宅で
療養してもらう在宅医療を推し進めている。

住み慣れた自宅で過ごしたいと言う患者さんの思いと、医療費の抑制にも繋がる狙いも
あるからです。国は医療機関のベッド数を10年後に今より最大で約20万床減らす方針を
打ち出しています。

住み慣れた家が良いのは分かりますが、患者自身も、その周りの家族もやはり戸惑いやケアの
不安、精神的・肉体的な負担も大きい事から諸手を上げて喜べないのが素直な気持ちです。

そこで、注目されているのが退院支援で、患者さんが病院から自宅などにすぐに戻るのではなく、
在宅に移行する為の地域包括ケア病棟を開設し、手術や集中的な治療が終わった入院患者に
対してリハビリや自宅での療養に必要なトレーニングを行うという退院支援を行い、さらに家族に、
看護師が器具の扱い方の説明やアドバイスも受けることができる。

この地域包括ケア病棟がない病院でも、一人暮らしの高齢者や高齢者同士の夫婦など、
家族が介護できないケースも増えているため、この退院支援の必要性が高まり、病院と
訪問看護師など在宅医療を支えるチームとの連携が始まっています。

在宅医療の課題として、病院の看護師と退院後の在宅医療を支える訪問看護師との
入院中から患者さんの情報を共有する必要性が指摘されているのと、在宅医療に対応した
医師や看護師の数が足りないのが現状です。

これに対して国はどんな対策を取っているかと言うと、看護師がペースメーカーの操作や
脱水時の点滴など、在宅で必要となる診療の補助行為を医師の指示がなくてもできる
制度を考えているとか。看護師さんの負担がさらに増えるようです。

患者や家族が置き去りにならないように、一人一人に合ったキメ細やかな支援が出来る
体制づくりを行政や医療関係者が考えなくてはならない最優先課題だと私は思います。
しかし、日本の今の膨大な医療費の赤字では不可能と言わざるを得ないようです。
   
(NHKおはよう日本、8/29、am7:00-7:30 在宅医療の現状を見るより)

 

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いい加減な診断に憤りを

2015-08-26 17:00:38 | 治療・療育方法

親父が夕食が食べられず、今月の4日に同じ病院へ
入院したときは、便秘と嘔吐などと診断しており、検査も
レントゲン・CT・血液・尿検査・点滴と1日目に行った後は
便秘の下剤を処方しただけで、1週間で退院させたのです。

再度、親父の喉の通りが悪いため、本日、その病院で
親父の胃カメラ検査を行ったところ、食道は完全に塞がっており、
胃カメラも通らない状態でした。

以前は内科の医師だったが、今回は消化器科の医師の
診断では、食道がんと言うのです。

結局は、自分のところでは、処置できないことから、他の
病院へ案内された。

親父も手術は年齢的に無理なので、放射線治療を行う方を進められ、
病院も在宅医療の流れから、なるべく長く入院させずに通院で処置する
よう考えているかも?

昨年の12月に脳梗塞で親父は、この病院へ入院、今年の5月には
心臓の調子が悪く胸水を採るために入院、そして今月にも呑み込みが
悪く入院しているにも関わらず、いい加減な診断に憤りを覚えます。

しかし、日本の医療費も限界が来ており、完全看護の時代の病院が
今では懐かしい夢物語になっているようです。

高齢者に手厚い治療を行えば行うほど、病院は赤字になる今の医療
制度の仕組み、アメリカのように金持ちしか医療を受けられない時代が
もうそこまで来ているかもしれませんね。

 

 

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ドイツのパラリンピアンが五輪の代表?

2015-08-25 09:33:59 | トピックス

片脚義足のドイツの超人、マークス・レーム選手が走り幅跳びで
8m24㎝という世界新記録にあと1㎝と迫った。

マークス・レーム選手は、健常者も出場するドイツ選手権で
優勝してしまったのです。

パラリンピックの選手が、ドイツNo.1のジャンパーとなり
その驚異的な跳躍を下の動画でご覧ください。

マークスさんの記録は、ロンドンオリンピックで銀メダルに当たり、
ドイツではパラリンピアンが五輪の代表にすべきか議論を呼ん
でいるとか...。

いよいよ来年の10月にスイスで開催される世界初のスポーツの
祭典、サイバスロンが現実味を帯びて来たようです。

サイバスロンとは、最先端の技術を駆使して作り上げられた義手・
義足・車いすを用いて競技を行います。
選手は全員、障害のある方で、人とテクノロジーを融合させること
で、素晴らしいパフォーマンスが繰り広げられるのではと世界中から
今、注目されているのです。(2015/6/8のBlog記事も参考に)

そこに、マークス・レーム選手のこの記録が私には重なったという
訳で、本日、このニュースを取り上げました。

Markus Rehm - 8.24 m - German Champion Long Jump 2014

 

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傷つけ合う会話はウンザリです。

2015-08-24 13:50:57 | 気掛かり

久しぶりに来られた利用者さんを元気づけるならまだしも
常連の皆さん、親しき仲にも礼儀ありって言うじゃないですか
もっと温かい励まし合う会話を楽しみましょうよ。

きょうは、何か傷つけ合うような会話ばかりで聞いていられなかった。

自分が思うようにならないからって、相手の不幸を喜ぶような
言動は慎むべきだと思います。

団塊の世代の人達は、どうしても競い合うことが体に染みつい
ているようで、そんな事ぐらいでどうする、しっかりしなさいと
言わんばかしに、「しょんぼり歩いている」とか、「手術は失敗
だったんじゃないか」とか、相手が気にすることをズケズケと
考えなしに言葉にするのは褒められたことではありませんよ。

言っている本人は悪気がなくて励ましているつもりが、逆に
とても傷つけていることもあるので、センターへ来られた時
ぐらいは、そんな嫌な思いや体験には触れずに、楽しい
気が紛れるような前向きな会話をお願いしたいものです。

脳梗塞のリハビリに来られているご主人をカラカウのも、
いい加減で止めませんか。そういう人は自分が同じ立場
だったら、どう思うかを考えてみてください。

センターをもっと心地良いトレーニング・スペースに皆で
努力してみませんか。傷つけ合う会話はもうウンザリです。

帰りがけに、「ありがとうございました!!」の看護師のMさんと
スタッフのHさんの玄関での明るい声かけが唯一の救いでした。

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