障害者スポーツ(アダプテッド・スポーツ)とノーマライゼーションについて、今日は考えてみたいと思います。
アダプテッドスポーツは、私のブログ記事の中で何度も紹介して来ました。
「アダプテッド・スポーツ」が障害者スポーツの原点であり、人間が本来持つ本能と言うべき体を動かす喜びに起因しているように思えてならないのです。
アダプテッドスポーツとは、いろんな障害があっても工夫をこらすことによって、スポーツのルールや用具を障害の種類や程度に適合(adapt)させることで、障害のある人、高齢者、子供たち、体力の低い人であっても誰でもスポーツに参加できることから、障害のある人や高齢者のスポーツを総称して、「アダプテッド・スポーツ」と言いいます。
自分に合う障害者スポーツが無ければ、自分なりにアレンジし新しく創れば良いだけです。そして、そういう仲間を増やし、誰もがスポーツを楽しむ事ができ、その喜びを分かち合い共有することが大切ではないでしょうか。
また、「ノーマライゼーション」とは、障害者でも一般の人と同じように生活できる社会をつくる、という考え方のことです。 そこには障害者だけではなく、高齢者や女性、子供など、すべての社会的弱者やマイノリティ(社会的少数者や集団を示す。)も含まれます。
高齢化社会に伴い膨大な医療費を抑えるためのリハビリや健康体操も含めて予防運動医学が重要視される現代、障害者スポーツの役割はとても大きいようです。
人がよりよく生きる(Well-being)とは何かを、幸福度の高い運動を行うには、これからのスポーツ施設に必要なWell-being( 幸福度)も考慮されるべき課題でもあります。
この障害者スポーツをさらに展開するには、論文の書き方に共通するところがあり、「1. 何の問題をどのような目的を持ってなぜ研究するのか? 2. どのように解決するのが良いのか? 3. その解決法はなぜ可能か? 4.充分な証拠は示されるか? 」など、論文は、あるテーマに関する事象を調べるための調査・論法を序論・本論・結論という原則にしたがって展開し分析、考察した結果を土台に自分なりの意見を述べた報告書みたいなモノです。
論文とは自分が定めた研究課題に沿って研究したことの結果や分かった事を仮説にともなって証明しながら書きしるしたものです。研究と課題の設定その背景を明らかにし、研究目的を明確にすることが大切です。