昨日、新しい車いすテニスで体を慣らすために、久しぶりに宝ヶ池の壁打ちへ行ったのは良いが、厳しい現実を突き付けられた思いです。何とコロナの規制の性か壁打ちのコートに入るフェンスに鍵がかけられていたり、駐車場からコートへ行くまでの道が車いすでは障害物ばかりで通れなくて、下の道路はデコボコだらけで、障害者用駐車マークが確保されていても、コートへ行く道が閉ざされ、障害者の立場に立った配慮の無さに呆れるばかりでした。やはり、お役所仕事で、まさに絵に描いた餅って感じです。
松葉づえで利用している時は、そんなに不便と思わなかったことが、いざ自分自身が車いすに乗ってみて、気付かされた現実だったのです。車から競技用車いすを自分で降ろし、車輪を組み立てて、いざコートへ向かって漕ぎ出し、目的地へ行けないこの悔しさ、こういう事って日常でも在りますよね。
健康な人が急に病気になったり、突然の怪我で障害を負ったりして、身を持って健康や普通に動ける有難さを思い知らされるってこと。結局、自主練習も障がい者は障害者スポーツセンターへ行って練習するしかなくて、センター側でもいろんな規制や手続きがあり、それをクリアするのも大変です。(スタッフのみなさん、温かい配慮をお願い致します。)
海外のドイツのように、好きなときに自分のやりたいスポーツを、好きなだけ楽しむ場所が確保されているのとは違って、まだまだ、日本の障がい者スポーツは開発途上国のようです。